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中国GDP、日本を抜き世界2位確実に
中国の去年一年間のGDP(=国内総生産)が20日、発表された。成長率は10.3%と、中国は去年も高い成長を実現し、GDPの総額でも日本を抜き、世界2位に躍り出たのは確実となっている。
中国国家統計局によると、去年一年間のGDPの成長率は10.3%だった。3年ぶりに10%台に戻し、中国経済の好調ぶりを示した。総額は39兆7983億元(約500兆円)で、GDPの規模で中国が日本を抜いたのは確実となっている。日本は42年間守っていた世界2位の座を中国に明け渡したことになる。
同時に発表された去年一年間の消費者物価指数は、政府目標を上回る3.3%となり、インフレの進行が中国経済にとって最大のリスクとなっている。このため、中国は今年、不動産バブルやインフレを抑えながら、成長を維持するという難しいかじ取りを進めていくことになる。
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