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東邦亜鉛が新貨物列車 いわきから群馬へ亜鉛搬送

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亜鉛を積んで運行する貨物列車の新型車両=いわき市小名浜
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東邦亜鉛(東京)が亜鉛を運搬する貨物列車の新型車両出発式は6日、いわき市で行われ、関係者が新型車両の門出を祝った。
旧車両は40年以上にわたり使用してきたが、老朽化に伴い新型車両への切り替えを決めた。昨年度からの運行を予定していたが、東日本大震災で鉄道施設が被災するなどしたため、延期していた。
出発式は同市の福島臨海鉄道線・宮下駅で行い、福島臨海鉄道の河野志郎社長、日本貨物鉄道の福島義平関東支社長があいさつ。東邦亜鉛小名浜製錬所の田島義巳所長は「鉄道と列車は血管、荷物は血液で、工場は心臓。安全運行に努めたい」と述べた。
関係者によるテープカットの後、亜鉛を積んだ新型車両が出発。安中製錬所がある群馬県安中市の安中駅へ向かった。今後は両駅間を1日1往復する。
(2012年9月7日 福島民友トピックス)
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