分かるようで分からない。体験者でなくとも実験の様子を部屋の外に設置されたモニターで確認することができるが、感覚として伝わってこない。「こればっかりは、実際に体験していただかないと……」と中村マネジャー。説明もそこそこに、体験してみた。
ちなみに、以下の体験談は「ネタばれ」になるため、事前募集で一般公開日の体験者に選ばれている方はご了承いただきたい。
■恐怖のゾンビ、だまされた録画映像
「実験室にようこそ。まずはゲームショウ特別仕様の『プロトタイプ-SR』を装着します」。白い壁一面で囲われた部屋に入ると、白衣を着た研究員と思しき女性に出迎えられ、HMZ-T2を改造したプロトタイプ-SRとヘッドフォンを装着した。プロトタイプ-SRには新製品にはないカメラが付いており、自分が向いた方向の「今」のライブ映像が眼前のディスプレーに映る仕組み。今の音声もマイクを通じて、ヘッドフォンから入ってくる。
「目の前に私、映っていますか? では右に移動しますので、椅子を回転させてこちらをご覧ください。今度はこちらを見てください」
左右、上下といろいろな方向を向くと、ディスプレーを見ているというよりは、何かのフィルターを通して自分の目で見ているような感覚になる。その後、ディスプレーは現実世界の映像から、ソニー・ピクチャーズが配給する人気映画シリーズ「バイオハザード」の映像に切り替わり、映画館を独り占めしている感覚を楽しむことができた。
そして画面は、さっきの現実世界の部屋に戻り、さっきの女性が説明を始める。どこを向いても、さっきの部屋だ。すると突然、照明が点滅し、女性が苦しげにうずくまるや否や「ゾンビ」に変身、こちらに襲いかかってきた。その時点で「これは現実ではない」と気づくが、それでも思わずのけぞってしまうほど焦ってしまった。
一瞬、画面が暗くなり、再びさっきの現実世界の部屋と女性が見える。女性が自分の左右に移動し、それを追うことで、これこそ現実世界のライブ映像なんだと思う。すると、同じ女性がもう1人、画面に現れた。じつは後者こそがライブ映像で、ゾンビも、その後の女性も録画映像であったことが明かされる。ゾンビはともかく、その後のシーンはすっかりだまされてしまった……。
■理化学研究所の協力で実現
ゾンビシーンの後、白衣の女性は「今、目の前にいる私は本物の私ですよ。右手を前に差し出してください」と言って、手を触れることで証明する。「続いては宮本笑里さんの映像をお楽しみください」と部屋の奥へ退出すると、同じ部屋へ入れ替わりにバイオリニストの宮本さんが録画映像で登場。自分の右へ左へ動きながら演奏する様子を見ていると、あたかも目の前に本人がいるような錯覚に陥った。通してわずか8分ほどの体験の感想は、とにかく「面白い」の一言に尽きる。
TGS、東京ゲームショウ、ソニー、スマホ、スマートフォン、グリー、バイオハザード、モンハン、カプコン、ディー・エヌ・エー、グループス、SCE、任天堂
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