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宮城・女川の漁業用プラ容器 ハワイ沖で発見 浮桟橋?も

米ハワイ沖で見つかった漁業用の大型プラスチック容器=19日(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米ハワイ・モロカイ島沖で21日までに、浮桟橋のようなものが漂流しているのが見つかった。地元テレビの報道によると、日本語とみられる表示があり、東日本大震災の津波による被災地からの流失物の可能性がある。米沿岸警備隊は付近を航行する漁船などに無線で警戒を呼び掛けている。
 これとは別に、18日ごろにオアフ島沖に浮いているのが見つかった漁業用の大型プラスチック容器が、宮城県女川町の水産会社から津波で流失したものであることが確認された。ホノルルの日本総領事館によると、津波による流失物がハワイに到達したのが確認されたのは初めて。
 浮桟橋のようなものは縦9メートル、横15メートルほどの大きさで、ロープを結び付ける金具のようなものが据え付けられている。17日にマウイ島沖で見つかり、20日にはモロカイ島北方沖で目撃された。
 今年6月には、太平洋に面した西部オレゴン州の海岸に、津波で青森県から流失した浮桟橋が漂着している。


2012年09月23日日曜日


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