筑紫哲也氏遺族が申告漏れ 遺産7千万円、国税局指摘ジャーナリストの故筑紫哲也氏の遺族が東京国税局の税務調査を受け、遺産約7千万円の申告漏れを指摘されていたことが7日、分かった。 国税局は一部が仮装隠蔽を伴う所得隠しに当たると認定したもようで、重加算税を含む追徴税額は約2000万円とみられる。遺族は既に修正申告を済ませた。 関係者によると、筑紫氏が朝日新聞・米国特派員時代に購入したニューヨークの不動産売却代金約4千万円や、国内の遺産約3千万円を申告していなかったとみられる。 筑紫氏は1959年に朝日新聞社に入社。退社後はテレビ番組のキャスターなどを務めた。08年11月に73歳で死去した。 【共同通信】
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