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大津いじめ自殺1週間前に養護教諭が担任に報告大津市で昨年10月、いじめを受けていた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、この学校の養護教諭が、自殺1週間前に男子生徒がいじめの加害者とされる同級生に殴られたことを知り、担任教諭に伝えていたことがわかった。生徒の自殺後、学校側が養護教諭から聞き取った内容を記したメモにその経緯が書かれていた。 市教委によると、養護教諭は昨年10月4日、男子生徒と同級生が一緒に、けがの手当てで保健室を訪れた際に応対した。男子生徒は「(同級生に)顔を殴られた」と話し、同級生は殴る際に手を負傷したといい、「(男子生徒を見て)イライラするので殴った」と説明した。このため、養護教諭は担任に書き置きを残し、口頭でも「様子がおかしい」と報告したという。 学校側は公表していなかったが、滋賀県警が学校から押収し、市側がコピーを受け取った文書の中にこのメモが含まれていた。市教委はこうした事実を把握していなかったとし、学校側に説明を求める方針。 (2012年9月21日 読売新聞)
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