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大津市いじめ問題、自殺直後の情報放置
滋賀・大津市のいじめ問題で、男子生徒が自殺した直後に、複数の生徒が、いじめの情報を担任を含む約10人の教諭に伝えたにもかかわらず、放置されていたことが新たにわかった。
この問題をめぐっては、生徒へのアンケート結果が隠蔽(いんぺい)されていたことや、教諭が自殺前にいじめを認識し、校長に報告していたことなどが次々と明らかになっている。市の教育委員会によると、自殺直後にも約20人の同級生が、いじめの情報を担任を含む約10人の教諭に伝えていたにもかかわらず、放置されていたことが新たにわかった。
この情報には「定規を割った」「眼鏡を投げた」など、学校が実施したアンケート結果にはないものが含まれていたという。教育委員会は学校に経緯の報告を求めるとしている。
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