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清瀬市いじめ 学校側が両親に口止めか
東京・清瀬市の中高一貫校で、同級生からいじめを受けたとして、男子生徒(15)が警視庁に被害届を出している問題で、学校側がこの男子生徒の保護者に対し、学校への相談なしに警察に通報しないように求めていたことがわかった。
この問題は、清瀬市の中高一貫校に通う高校1年の男子生徒が、去年の運動会で同級生から暴行を受けたとして、先月、被害届を警視庁に提出したもので、学校側もいじめを把握していた。男子生徒の両親によると、今年1月、進級のための誓約書を提出する際に、校長から「学校への相談なしに警察に通報しないこと」や「生徒にボイスレコーダーを持たせないこと」など4項目を守るように言われたという。両親は、学校側に口止めされたと受け止めたという。
母親は「学校の指導を飛び越えて、警察と第三者機関に通報しないでくれと」「そういった態度でいじめを追及してくるのであれば、進級が危ないと。そういう態度だと進級できないという話をされました」と話している。
中学校の校長は、日本テレビの取材に対し、「警察に相談する前に、まずは学校に相談してほしいという趣旨だった。保護者との信頼関係を改善するためにお願いした」と答えている。
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