習氏強硬姿勢から一転 「平和的解決」呼びかけ
テレビ朝日系(ANN) 9月22日(土)8時3分配信
中国の次のトップに内定している習近平国家副主席が、東南アジアの首脳らが出席したフォーラムで演説し、「領土や領海の争いを平和的に解決するよう努力する」と述べました。習近平国家副主席:「友好的な話し合いを通じて、隣国との領土や領海、海洋権益を巡る争いを平和的に解決するよう努力する」
この発言は、尖閣諸島や南シナ海を巡って日本や東南アジア諸国と対立していることを念頭に置いたものとみられます。習副主席は、19日に行われたアメリカのパネッタ国防長官との会談のなかでは、日本政府による尖閣諸島の国有化を「茶番だ」と強く批判していました。また、温家宝首相は、訪問先のベルギーで「さらなる有力な措置を取る」と表明し、日本に対する強硬な姿勢を崩していません。
最終更新:9月22日(土)13時25分