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最終更新:2012年9月22日(土) 18時42分

長崎で日中民間交流、中国人墓地を清掃

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 尖閣諸島の国有化を機に日中関係が緊迫する中、日中の民間交流を図ろうと、長崎市の寺では市民や留学生が協力して中国人墓地を清掃しました。

 「最近、日本と中国の間には、見たくない事情がありましたが、こういう地方的な交流、民間的な交流は影響されるべきじゃない」(李文亮 中国駐長崎総領事)

 この墓地には長崎に移り住んだ華僑たちが埋葬されていて、毎年この時期市民らが清掃しています。

 尖閣諸島問題で日中関係の悪化が懸念される中、22日は市民や華僑、中国人留学生らおよそ300人が集まり、協力して作業に励みました。

 「一時的な問題があったにしても、(長崎と中国には)それを超える長い長い友好交流の歴史がある。こういった地道な友好交流活動が、そういったちょっとした問題があったとしても、(日中間の)問題を逆に打ち消すように、こういった地道な活動が果たす役割は非常に大きい」(長崎県日中親善協議会 天野俊男 事務局長)

 参加者らは墓地の清掃を通して日本と中国の交流の歴史を感じ、友好を深めていました。(22日17:30)

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