東北方言用例集:被災地医療に活用 国立国語研究所が作製

毎日新聞 2012年09月21日 21時50分(最終更新 09月22日 00時22分)

東北方言オノマトペ用例集を作製した竹田さん=東京都立川市緑町の国立国語研究所で、平林由梨撮影
東北方言オノマトペ用例集を作製した竹田さん=東京都立川市緑町の国立国語研究所で、平林由梨撮影

 「あだまぁ わやわやずぅ」って?−−。東日本大震災の被災地で「患者が話す言葉が分からない」という医師らの声を受けて作られた「東北方言オノマトペ(擬音語、擬態語)用例集」が、現場で活用されている。作製したのは国立国語研究所(東京都立川市)の非常勤研究員、竹田晃子(こうこ)さん(43)。各地で巨大地震の可能性が取りざたされていることから、来年度以降は同様の用例集の作製を全国の方言に広げる考えだ。

 用例集は青森、岩手、宮城、福島の4県で使われる体調や気分を表すオノマトペを言い換え、被災3県を中心に約900の医療機関に今春配布した。きっかけは震災直後、被災地の様子を伝えるテレビニュースを見ていた時だった。

 「おれ、いづ死ぬがど思ってだ」

 被災男性のインタビューに「おれ、いつ死ぬかと思ってた」とテロップがついた。竹田さんの専門は東北の方言。誤りにすぐ気づいた。「おれ、いつ死のうかと思っている」という自殺をほのめかす内容だった。「方言の壁が大きなことにつながりかねない」と直感した。

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