240: 本当にあった怖い名無し:2010/05/26(水) 19:28:24 ID:+LIjXmGl0
突然
高校生のとき、俺と友達が二人で信号待ちしてたら、

スーツ着た身長155センチくらいのおっさんが突然、

友達に
「キミ シンダ」
と変な発音で話しかけてきた。

はあ?感じでって俺ら顔を見合わせ、
信号が青になったので渡ろうとしたところに
トラックが突っ込んできて、そのオッサンと友達は即死。

俺はとっさによけて無事だった。

あのオッサン、何だったんだろか。
清滝


142:本当にあった怖い名無し:2010/05/24(月) 01:20:09 ID:FlpWNLTZ0
道の駅の小屋
ほんのりのスレで書こうかと思ってたがこちらに投稿

自分が2005年に旅をしていた時の実体験です
乱文失礼、地名はそのままでいいのかな?

当時私は大学生で、大学の授業をさぼって自転車で日本縦断の旅の真っ最中
もちろん一人旅だ

その日は朝から雨で秋田から山形に向かう道中もずっと雨だった
13号線をひたすら南下していたのだが雨脚が強くその日は移動距離も稼げず、
寝る所も決めていないまま深夜12時になっても私は走り続けていた
流石に12時過ぎともなると翌日の移動距離にも響くので道中のコンビニに立ち寄って、
近くの道の駅の場所を聞きそこに向かった

そして深夜一時を過ぎた頃、その道の駅に到着した

雨は未だに降り続けており、駐車場にテントを張って寝る事は無理そうだ
小屋の前の屋根下にもベンチが設けられているが、横からの雨で濡れてしまうからこれもパス
秋田なんかの道の駅を利用した事がある人は分ると思うが、中部地方の道の駅とは違う所がある
売店等が何も入っていない小屋、というかドライバーが休憩するためのスペースが設けられている事が多い

その道の駅にもそのスペースはあり扉を開け中に入ると木で作られた長机と長椅子がいくつもあり、
長距離トラックの運ちゃんが一人飯を食べているだけだった
やがてトラックの運ちゃんもコンビニ弁当を平らげると自分を一瞥し出て行ってしまい、
小屋には自分以外の人間はいなくなった


小屋の中には自分一人、駐車場に2~3台車が停まっているが他は車の中で寝てるようだ
なので本日はありがたくそこで寝かせて貰う事にした


145: 本当にあった怖い名無し:2010/05/24(月) 02:28:04 ID:FlpWNLTZ0
因みに辺りは山間部で道の駅周辺は田んぼ、反対側は山、街灯も少ない
その小屋は入り口が二つあり両方とも鍵はかかっていない状態で、
普通に何時でも誰でも出入りできる小屋だった

寝る前にトイレに行って、小屋の中に張られていたその地域の昔話等を少し見た後、
正面側の入り口手前の長椅子の上に寝袋を用意し、旅のお供のMDウォークマンを中に入れ横になった
しばらく横になったままでいると急に室内の電気が消え、真っ暗になった
急に真っ暗になったのにビックリし飛び起きると直に電気が点いた
どうやら一晩中電気がつきっぱなしなのではなく、人が中に居て動いていると明かりが点き、
人が出て行ったとみなされる位室内で動きがないと明かりが消えるというシステムがあるようだ


146: 本当にあった怖い名無し:2010/05/24(月) 02:30:57 ID:FlpWNLTZ0
その道の駅自体新しいのか小屋も綺麗だったので、
「こんなにいい道の駅もあるんだ」
と歓心した

寝てしばらくしてまた電気が消えて辺りは真っ暗になり、
外の街灯の明かりがほのかに室内を照らす程度になった
椅子の硬さが若干辛いが
「コレで眠れる」
と思った時部屋の反対側で『キュッキュッキュッ…』という靴音が聞こえた
(靴底が濡れた状態で体育館の床を歩いた時のような音)

その瞬間
「誰か入って来た!?」
と思い飛び起き辺りを見回したが誰も居ない、両方の扉も閉まっている
何より扉を開けたら音がするから気づくはずだ
おかしいな、とは思いつつも誰も居ないのでまた横になる
しばらくしてまた明かりが消える
するとしばらくしてまた部屋の隅で『キュッキュッキュッ』という足音がしだす…


147: 本当にあった怖い名無し:2010/05/24(月) 02:33:33 ID:FlpWNLTZ0
そこで気づいてしまったのだが一度目に明かりが消えたとき、
自分はビックリして起き上がり部屋の明かりはその動きに反応してしっかり点灯した
二度目も誰かが入って来たと思い起き上がった
それだけで明かりは点灯した…


なら何故今部屋の反対で動き回っているこの足音…

コレに何故センサーは反応しない?

これだけ激しく動き回っていたのなら明かりは点くはずだ
現に自分がこの小屋に入ってから部屋の中をうろうろしている時は明かりが消えるなんて事はなかった
部屋の明かりは消えたままだ、目を開けて部屋の暗さを確認している
だが未だに音は部屋の隅でなり続けている


148: 本当にあった怖い名無し:2010/05/24(月) 02:36:14 ID:FlpWNLTZ0
「コレは…もしや…出た?」

そう思った瞬間足音は一瞬ピタッと止み…次の瞬間どんどん速さを増し自分の方に近づいて来た
「うわ!やっぱりそうかよ!!」
そう思った時には足音は自分の長椅子まで一気に詰め寄り、
その後長椅子の周りを足音がかなりの速さでぐるぐる周り続け取り囲まれてしまった
キュッキュッキュッキュッキュッキュッキュ………音はずっと自分の周りで鳴っている

長椅子の前には当然長机があり人が素早くそこを通れるスペースなんてものはない
何よりこの音が自分の真直に来るまで自分は目を開いていた
人の嫌がらせや、野生の動物なのならコレだけの速さで動き回っていたのなら息遣い等の反応を感じられるほどの至近距離だ

だが何も感じない、明かりも点かない…


149: 本当にあった怖い名無し:2010/05/24(月) 02:54:52 ID:FlpWNLTZ0
直感的にコレは目を開いたらヤられると思い目をひたすら瞑っていた

だが一向に音の気配は去る気配はない
「コレはもうしょうがない…」
決心した私は目を瞑ったままMDウォークマンを寝袋の中で用意し素早く装着し音量最大した

シカトする事を決意したのであるw

ただ音楽越しに足音はなり続けていたが…
内心
「勘弁してください!!俺には何も出来ません!!」
って思いながら音楽に集中しようとしてた
しばらくすると旅の疲れからかいつの間にか寝てしまい朝の日差しで目が覚めた
寝袋から這い出し昨日の現象を思い出し自分の周り、体を調べるが特に異常もなかった
気味も悪かったのでそそくさと寝袋をしまいその道の駅を離れた

その後なんとか無事に旅を続け日本中を旅して周り続けたがそれ以降は特に不思議な現象はなかった


そんなお話です

あの道の駅で他にそういう事を体験した人とかいないかな?
それならその道の駅に何か居たかもって話になるけど…もし違うのなら……
まぁそんな現象それ以降無いけどね



151:
本当にあった怖い名無し:2010/05/24(月) 04:37:41 ID:sECS/4ls0
リアリティがあるね。
創作でないと感じさせる。



163:
本当にあった怖い名無し:2010/05/24(月) 16:53:25 ID:+W9xF9Zo0
テレビ局のホームレス
昔、テレビ局にはよくホームレスが入り込んできたんだ。

嘘みたいな話だが、本当だ。
テロ対策とかも碌に無く(有っても対象は国内の過激派や一般の愉快犯など)、
通用口から夫婦者や数人のグループが出入りできた。

テレビ局は、人の出入りが激しいし出演者以外は殆どのヤツが服装とかも
社会人とは思えないような惨状(多忙で帰宅どころか仮眠すら難しい)で、
ホームレスでもちょっとキレイめにして行けば難なく入り込めた。

局内でも見咎められること無く(多少不審なぐらいならスルーされる!)、
配達弁当の余りや毛布、給湯設備などを用いて(盗用)生活してた。
連泊してるヤツもいた。


164: 本当にあった怖い名無し:2010/05/24(月) 16:54:28 ID:+W9xF9Zo0
今は、こんな慣習ない。どこから入ろうとしても、必ず警備スタッフが見咎める。
芸歴10年以上のお笑い芸人でも、認印かサインを残さない限りアポ無しじゃ
局内にも入れない時代になった。
それさえも、完全なアポ無し一般人なら例え営業マンでもシャットアウト。

だけど、よく局内でホームレスを見かけたという情報が上がってくる。
セキュリティセンターからは該当する不審者の映像が無いと報告される。
そして、主にスタッフのメンタルヘルス等に原因を求めるオチがつく。

テレビ局のセキュリティは厳重で、オバハン警備員だけで編成した特殊チームが
三交替で専用のモニター室に詰めて便所の中を監視してるという都市伝説もある。


165: 本当にあった怖い名無し:2010/05/24(月) 16:57:14 ID:+W9xF9Zo0
ホームレスが化けて出る原因は、定かでない。
不審死ながら報道されず片付けられた奴もいたという噂はあるけど、
その真偽や因果関係は定かでない。
そもそも、ケツ持ちの893や乞食グループでも居ない限りホームレスなんか
どうしようが闇から闇だしな。
地元Kサツや福祉団体でさえ、乞食一匹ずつなんて把握してないんだよ。

もうすぐテレビのデジタル化が成熟期に入って、テレビCMが
宣伝広告としての役目をほぼ完全に失う。
時代は確実に変わっている。

だが、テレビの闇は無くならないだろう。
テレビ塔の下には(比喩的にだけど)あのホームレスが埋まってる。
怖いのは果たして、人間世界なのか化けホームレスなのか。



349:
本当にあった怖い名無し:2010/05/29(土) 18:18:03 ID:ZOXtXpz00
13階段
俺の近所に賃貸のアパートがあるんだが、不動産会社によると

いわくつきの物件らしく、今日訪問して見た。
オーナーは3階立ての3階に住んでいたらしいが自殺したらしい。
今は廃墟になっているんだが、室内は荒らされていないが
何故か全室前の入居者の持ち物が残ってる。
一階は何故か、壁に穴が開いてるし、薄気味悪い。


350: 本当にあった怖い名無し:2010/05/29(土) 18:25:05 ID:ZOXtXpz00
続き
一階から二階までの階段数は13階段だった。
入り口が少し変で何故か、賃貸アパ-トの1階壁にインターホンがあり
反対側に表札がある。
建物の構造は凹型のワンルームなんか造りがおかしい…
霊感は有るほうなので、どうしても3階に上がる事が出来なかった。
場所は東京都○田市なんだが、うーん…



356:
本当にあった怖い名無し:2010/05/29(土) 20:21:02 ID:ip4fzN210
>>350
階段いちいち数えてるのが一番怖かったです。



360:
本当にあった怖い名無し:2010/05/29(土) 23:37:29 ID:ZOXtXpz00
>>356
ああ以前にアパートの階段はほとんどが、12段か14段で作られていて、
13段階段は霊的に危ない物件が多いと聞いたので数える癖がついたのよ。
実際に13はまず無い



458:
本当にあった怖い名無し:2010/06/01(火) 10:14:27 ID:dsV6prRB0
>>350
普通 13階段なんだよ 住宅は
天井高8尺2.4m 概ね0.3mの梁が内蔵される天井懐0.35m 
登りやすい階段の一段0.21m前後
利き足で登り始め 利き足で登り終わるのが 安全 それゆえ奇数段
普通 13階段なんだよ 住宅は



461:
本当にあった怖い名無し:2010/06/01(火) 10:32:10 ID:LxOZH2Oh0
>>458
トリビア乙。
よく考えれば死刑台の階段とかにしても、機能性を求めた結果今の形があるわけで、
用途や目的のみを見て不吉だ呪いだなんだというのは、とっても滑稽な事なんだよね。



655:
本当にあった怖い名無し:2010/06/05(土) 18:05:26 ID:tVVlcoh50
>>458
210ミリは別に登り易いとは思えないけどな。
単純にスペースありきで設計すると12~14段になるってだけの話で。
階段って住宅設計の上では厄介なシロモノだからな。



441:
本当にあった怖い名無し:2010/05/31(月) 22:29:45 ID:865T7DLI0
あの時
母の友人から聞いた話です。


臨月に入った、ある奥さんが電車に乗った時の出来事。
上品な紳士に席を譲られ、お礼を言って座りました。
その紳士が下車する一瞬、紳士の着るスーツの襟に付いた
見覚えのある社章に気付きました。
「主人と同じ会社だ」

帰宅したご主人に事の顛末を話しました。
奥さんから聞いた背格好から推定し調べた結果、
顔見知りの、別の課の課長さんである事が判りました。
課長さんは「ああ、君の奥さんだったのか。こんな事もあるんだねぇ」と言い、
この偶然について驚いていたそうです。


3ヶ月後。
課長さんの自宅に、奥さんの名前で一通のハガキが届きました。
赤ちゃんの写真が印刷され、その横にはこう書き添えられていました。
「その節は、ありがとうございました。この子は、あの時の子供です」

その日、課長さんの家は、大変な修羅場と化したそうです。



447:
本当にあった怖い名無し:2010/05/31(月) 23:32:50 ID:bbUfvYjy0
>>441
いいねw
最高に面白いw



448:
836:2010/06/01(火) 00:00:42 ID:DznTbLkY0
自殺の名所
我が家の隣の無人踏切・・・リアルで(隠れた)飛び込み自殺の名所だorz


電車に本気で飛び込む奴と言うのは、微妙な心理が働くらしく
邪魔をされたくない・・が、飛び込んでも誰も気がついて貰えなくて
我が身が粉砕野ざらしのままってもの嫌!っつうので
丁度、件の踏切は、農道なので深夜は暗くて人通りが絶える
無人無踏切なので夜中に立っていても怪しまれない
完全な田舎っつう訳でもなく、隣に(我が家ね)一件だけ家があるので
飛び込んでも見つけて貰えるだろう、って感じなのかどうかが判らんが
飛び込みやすい雰囲気らしく、1~2年に一回ぐらいは必ず飛び込みがあるぜよ

正直、あまり気持ちのいいものではないけど、飛び込みがあった時の
電車の音とか、警察の実況見分の風景や、飛び込みの後、大方の身体を回収して
列車が運行再開した後でも、係り員(?)が、バケツと火ばさみ片手に
列車と列車の合間に線路に食い込んだ肉片を摘まんでいたり
それも終わった後にカラスが押し寄せてきて、なにやら筋っぽいものを
加えて御馳走祭りをしている絵も慣れた。

最悪だったのが、真夜中に眠っていたら、列車の警笛と急ブレーキの音と
ほぼ同時に枕もとの窓ガラスに「ドン!!」っていう衝撃。
飛び込んだ奴の首がどういう訳がぶっ飛んできて、窓ガラスに激突って・・・
幸い、ブツを見る前に頭部は回収してもらったから、まだマシだけど
翌朝、窓ガラスには血と訳のわからない、ドロっとしたものがこびり付いていて
マジで泣きながらホースで掃除したよ。

飛び込みだけはやめてくれ!



450:
本当にあった怖い名無し:2010/06/01(火) 00:11:49 ID:tSuVYgGk0
>>448
つらかったね。
トラウマにならないことを祈る。



457:
本当にあった怖い名無し:2010/06/01(火) 06:31:05 ID:b2n33MWe0
>>448
その辺り、交通事故は多くない?
自分が前に住んでた所も自殺名所の踏み切りの近くだったけど
交通事故も多発したよ。
なんだか踏み切りを渡ると呼ばれるらしい。
見通しも良くて事故が起こるような場所じゃないんだけど・・
雑誌だかテレビの取材で霊能者が来た時
「ああ・・ここは鬼が住んでるから」
とか言ってた。



452:
本当にあった怖い名無し:2010/06/01(火) 00:23:22 ID:29UjodAA0
中村昭治アナ急死の当日早朝に謎の書き込み
テレビ金沢のアナウンサー心不全で急死 当日早朝テレビサロン板に謎の書き込み

http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1275317233/

http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/tvsaloon/1268586103/35

35 名前:中村昭治[] 投稿日:2010/05/29(土) 06:18:48
人生を、石川で終わるのか・・
ラサール、東大出ても・・・
http://logstar.jp/anago.2ch.net/tvsaloon/1268586103/


中村 昭治(なかむら しょうじ、1982年 -2010 年5月30日)は、テレビ金沢の元アナウンサー。元テレビ朝日アナウンサー。既婚。
その後、同社を退職し2009年地元テレビ金沢(日本テレビ系列)にアナウンサーとして中途入社。
2010年5 月30日、石川県出身の大鳴戸親方(元大関・出島)の断髪式の取材のために出張していた
東京のホテルで心不全により27歳の若さで死去。
http://ja.wikipedia.org/wiki/中村 昭治



455:
本当にあった怖い名無し:2010/06/01(火) 01:15:11 ID:rfdU413L0
>>452
怖ぇぇ。
35の書き込みが本人ぽい。
久々にgkbrした。



476:
本当にあった怖い名無し:2010/06/02(水) 06:11:45 ID:Xk1g4dUf0
>>452
そこの32も気になりながら、45のレス読むと意味深で怖さますし、
過疎ってるのに、40が何もなかったように名前欄と同じフルネームで自殺した話を始めて
35に気付くまで遅すぎんのも怖いし
亡くなったアナのページ即行削除してるテレビ金沢も怖い

てか、ちゃんと警察調べろよって話だ (-人-)ご冥府をお祈りいたします



579:
本当にあった怖い名無し:2010/06/04(金) 00:09:42 ID:XovFXi/J0
捨てられない
ようやくこの私の周りにもオカルトな事が起こったので書く。



うちの両親はリサイクルショップを営んでいて家具の買取りなんかもやってるんだけど、
その日も客から「家のものを全部処分して欲しい」と言う依頼が来たので、従業員が処分しに行ったらしい。
それが夜9時回った位で、私と家族はご飯食べようとしてた。
そしたら処分しに行った従業員からいきなり父に電話がかかってきて、
何か「幽霊が出るから捨てられない」とか「おばけが出る」とか
ワケワカラン事言ってて話にならない状態。
しょうがないので父が現場に行く事になり、問題の家に入ってみた。
まず気になったのは「虫が居ない」

父によると、普通こういう古い家はこの季節でも数匹はゴキちゃんが住み着いているんだそうな。
でも1匹も居ない。
んで、従業員たちが「何か居る」「捨てられない」と言った部屋に入ってみると、
「長い髪の毛」と「爪」が大量にあったらしい。。

爪って言っても切った後の三日月状のアレじゃなくて、
指の爪まるまる一枚。

みんな気持ち悪がって捨てられないので、しょうがなく父が全部捨てたそうな。



589:
本当にあった怖い名無し:2010/06/04(金) 05:53:00 ID:IppeZ8Wu0
>>579
古い家に必ずゴキ数匹以上住みつく地方怖いね



590:
本当にあった怖い名無し:2010/06/04(金) 09:19:12 ID:ZCtr7DwdO
>>589
本州以南なら、大抵ゴキぐらいいるだろ。



591:
本当にあった怖い名無し:2010/06/04(金) 09:44:49 ID:aPJbHcDp0
>>589
隣の古い家が取り壊された時、新築のアパートに
Gが移民してきたって聞いたよ



593:
本当にあった怖い名無し:2010/06/04(金) 11:32:45 ID:2YZRiuDW0
>>591
(((°Д°;)))



640:
本当にあった怖い名無し:2010/06/05(土) 14:46:52 ID:lRd7QZ9eO
海老反り
昨日の夕方、1歳の子どもが突然「ぎゃあー!!!んぐいー!!!」と絶叫しながら海老反りし始めた。

訳もわからず痛いところはないか、怪我はないか、急性盲腸かなど慌ててバタバタと対応、オムツ外すまで約3分。

オムツの中に、ケツを90度グイッと上げて臨戦体勢にしている真っ黒なハサミムシがいた。



641:
本当にあった怖い名無し:2010/06/05(土) 15:21:06 ID:x8b7sfe+0
>>640
確かに洒落にならない。



643:
本当にあった怖い名無し:2010/06/05(土) 15:37:02 ID:/Lff6OvlO
>>640
悲鳴+エビ反りは焦るわ!! 子育て乙です。ハサミムシか~ 最近見ないなー。
タイガースカラーの女郎蜘蛛とか…



656:
640:2010/06/05(土) 18:37:02 ID:lRd7QZ9eO
>>640です、発見後はひぃー!ひぃー!言いながらバシバシ叩いて抹殺しました
子どもは右ケツにはさまれた跡があり、なんとなく嫌だったから小児科連れていきました

でもうちみたいな田舎じゃ、ハサミムシよりカマドウマのほうが洒落にならない怖さです



658:
本当にあった怖い名無し:2010/06/05(土) 19:07:48 ID:/Lff6OvlO
>>656
そしてトラウマに… 自分はゲジゲジの方が洒落怖ですね。



939:
亡くなった叔父:2010/06/11(金) 12:39:53 ID:/6Tzy/Dr0
亡くなった叔父
もう、何年にも前になる話です。

叔父は、ちょうど私が小学生の時に、亡くなりました。
別にただ、亡くなっただけなら良いのですが、その亡くなった時期が今考えてみれば恐ろしくなります。

母方の祖母は、蜘蛛膜下内出血で10年は入院していました。
とはいってもその前に亡くなった祖父とは違い、病院をたらい回しにされていました。
そして亡くなる1ヶ月位前に、ようやくある私立病院に落ち着きました。
祖母が亡くなった時、私は当時小学生で何が起こったのかわかりませんでした。

葬儀の後の親戚一同集まった食事の席で今話すべきではないことを話しているのは亡くなった叔父の奥様でした。
叔父の奥様は酷く金銭に関してケチで、生前祖母が母に愚痴を零すほどでした。
その祖母が、亡くなった。
それは奥様にとって、好都合だったのでしょうか。
土地や家財に関しての話しをしていました。

そして葬儀も済み、母の実家を取り壊し、自治祭が済んだ翌日です。
今度はその奥様の夫、つまり叔父が亡くなりました。

叔父は母と叔父の兄を挟んで次男で、よくお酒を飲む人で、家に帰らないことも多々あったので
その日奥様は、またどこかで呑んで帰らないのだろうと思っていました。


ところが、一週間経っても叔父は帰ってきません。
叔父の兄はすぐさま捜査願いを出しました。
すると、叔父は水死体となって地元の海岸で見つかりました。
叔父は不審な点があるのに、事故死で済まされました。
親戚は、叔父の亡くなった日が、自治祭の翌日だったので、こう云いました。
「きっと、チエコさんは、息子の嫁が嫌いだったから、息子を連れていったのよ」



940:
本当にあった怖い名無し:2010/06/11(金) 12:48:27 ID:2hxNTNRX0
>>939
2時間サスペンス風に考えると叔父の奥様が怪しい



941:
本当にあった怖い名無し:2010/06/11(金) 12:51:05 ID:/6Tzy/Dr0
>>940
奥様はいつものように夕飯の支度をしてたっていってた



946:
本当にあった怖い名無し:2010/06/11(金) 13:38:44 ID:2hxNTNRX0
んーよくわからんが血縁者が子孫っていうかこの場合は親子でしょ。
霊魂になっても親が子供を道連れって、痛ましいな、と。
それにそれだと結局奥様が財産ゲットすることになっちゃうわけだしなー
ミステリーww



947:
本当にあった怖い名無し:2010/06/11(金) 13:40:25 ID:/6Tzy/Dr0
>>946
>結局奥様が財産ゲットすることになっちゃうわけ
そのとおり。
奥様は叔父の保険金で家を三階建てに立て直したよ
私はそれが怖い。いつか霊的報いが下ればいいのにw



979:
1/3:2010/06/11(金) 23:13:19 ID:+Pg9DTje0
屋上の女
実話です。自分は田舎の町役場職員なんだけど、以前勤めてた職場での話。

当時配属されてたのが地域では割と大きな公営の病院(今は閉鎖)だったんだけど
採算が合わなくて閉鎖が決まってからは入院患者とか救急は受け付けなくなり、診療所みたいになってた。

昔は入院患者が自殺したこともあったり、診療所になってからも霊安室とかも
そのまま残ってたから、夜遅くまで残ってた人が変なモノを見たり聞いたりってのが珍しくなかった。

俺はそういう経験無かったんだが、3年前の3月、雨の日に、春に異動が決まったせいで
週末に一人で休日出勤していろいろ片付けをしようと思って13時から職場行ったんだけど、
いつも通り鍵開けて機械警備を解除して事務所で仕事してたら、15分位して事務所に人が入ってきた。

来たのは警備会社の人で、話を聞くと以下のような感じだった。
「12時50分に3階の機械警備が異常を察知(センサーが反応)し、13時に建物全体の警備が解除された。」
つまり、俺が13時に職場に到着して機械警備を解除する10分前に、3階に人が侵入してたことになる。


980: 2/3:2010/06/11(金) 23:14:30 ID:+Pg9DTje0
3階ってのは昔は入院患者用の部屋として使われてて、そのときには書庫や物置になってて
めったに人が行かないフロアになってた。
警備員の兄ちゃんと一緒に3階に行ったんだけど、人はいないし窓も開いてない。
唯一なぜか施錠されてなかったのが、屋上に続く外階段のドア。
そのときすでに若干嫌な予感がしたんだけど、雨が降りしきる中しかたなく外へ出て屋上へ。

当然屋上にも人はいなくて、2mぐらいの高さがある金網のフェンスから下を覗くと、
駐車場の俺の車の脇に髪が長い女が傘も差さずに立ってのが見えた。遠くて表情までは見えなかったけど
明らかに俺達を見てた。まだ3月で寒くて雨も降ってるのに、半袖のワンピースに裾の長いスカート。
何か得体の知れない気味悪さを覚えてそのまましばらく見合ってたんだけど、
よく見ると俺の車の下の方を指差してるようにも見えた。

警備員と1階まで降りると、外にはもう誰もいなかった。そこで警備員の兄ちゃんが
ぼそっと「さっきの人、裸足でしたよね・・・」と言い出す。俺は気が付かなかったけど
靴を履いてなかったらしい。

それでさらに聞くと、最近は会社や他の公共施設も機械警備化(アル〇ックとか)が進んでて
同じように警備が異常を察知して駆けつけたのに誰もいないっていうことがまれにあるらしい。
そしてそこで妙な体験をすることも。


981: 3/3:2010/06/11(金) 23:15:13 ID:+Pg9DTje0
とても仕事なんか続ける気にならずにさっさと仕事を方付け、警備員も原付に乗って帰っていった。
帰り道、峠の道を雨の中走行中、安全運転してたつもりなんだけど、車のタイヤが突然、
1個バーストして、そのままスピンしてガードレールにぶつかった。

車は廃車になったけど、他に車はいなかったし、何より一歩間違えてればガードレールを
突き破って崖下に落下してたかもしれないのに奇跡的に無傷だった。
その車は中古で買ったんだけど、バーストしたそのタイヤ1個がたまたま劣化してたらしい。

安全運転してつくづく良かったと思いつつ、あのとき屋上から見えた女の人が、
あの汚くてオンボロな診療所で8年間も毎日朝一で掃除して綺麗にしてた俺のために、
あの事故を警告してくれたのかなと思ったんだ。



998:
本当にあった怖い名無し:2010/06/12(土) 00:58:05 ID:VNaHItaK0
>>981

実話なら面白い




138:本当にあった怖い名無し:2010/05/03(月) 12:33:13 ID:eBuruEgF0
声魂
私本人が体験した話です。

今からちょうど10年前、私がまだ大学生だったころのことです。
当時、私には一つ年下の彼女がいました。

彼女は霊感の強い子で、
それまでにもさまざまな体験をしていました。
妙な音を聞く、街
中でおかしな人影をみる、金縛りにもよくあっていたようです。
特に、嫌な場所(彼女が言うには、空気がよどんでいるらしい)
の側に行くだけで、頭が痛くなるほどでした。

その日、いつものように僕は彼女の家に泊まりにいっていました。
場所は渋谷区笹塚にあるワンルームマンションで、甲州街道を渡り、
商店街を抜けて左に折れてしばらく行ったところにある白い建物です。

わずか4畳半ほどの狭い部屋で、入り口を入ると左側にキッチン、

右側にはユニットバスという、よくある間取りです。
部屋には窓が二つありました。
一つはバルコニーに面した大きな
窓、そしてもう一つ、問題の小さな窓が左側の壁面、
エアコンの
真下に、ちょうど人の胸の高さのところにありました。

その日はいつもより早く就寝し、
大きな窓に添うように置いてあるベッドで二人寝ていました。
時間は覚えていません。僕はふと目がさめたのです。
頭の上にある窓とエアコンの辺りから、パシン、パシンと
何度か音が聞こえており、その音で目覚めたのでした。
妙な目覚めの良さで、頭がすっきりしていたことを覚えています。


139: 本当にあった怖い名無し:2010/05/03(月) 12:34:47 ID:eBuruEgF0
季節は冬ということもあり、部屋の内装の乾燥による音だと
思って、しばらくエアコンを見つめていました。
それが起きたのは次の音が鳴り響いた時です。

突然、隣に寝ていた彼女が「ううぇ」と何度も唸りはじめ、
体を硬直させ全身震え始めたのでした。
悪い夢にうなされているのだと思い、すぐさま彼女を起こそうと
僕は彼女の体を揺り動かしました。彼女はうつろな、どこにも
焦点のあっていないような目で天井を見つめたまま、こう言い始めたのです。

「おぉ、女の、中年の女の声が・・・。『お前の子供が6才になったら、海で溺れ死にさせてやる』」
僕はなぜかとっさに思いました。さっき自分の聞いた音は、乾燥による
建材の音ではなく、ラップ音なのだと。
訳もわからず僕は彼女を抱き寄せて、お腹の中で叫んだのでした。

ただ頭の中にあったのは、テレビで聞いた『声魂』でした。
霊に襲われそうになった時、声にならずとも腹の底から叫べば
霊を追い払う事ができるというものでした。
「彼女のところに来るんじゃない!来るのなら俺のところへ来てみろ!」
2度ほど叫んだと記憶しています。


141: 本当にあった怖い名無し:2010/05/03(月) 12:37:49 ID:eBuruEgF0
2度目を言い終わったと同時に最後の音が同じ窓のところから響きました。
パシンッ
次の瞬間、彼女がこう言ったのです。
「女が『クソッ、チクショウ』って言った・・・」

彼女はこの部屋に越してきてから何度か妙な体験をしており、
僕にはそれを話していなかったのです。霊の通り道というのを
どこかで聞いたことがありましたが、何度か彼女はそれを
この部屋の中で体験していたのでした。

霊感の強い人間と一緒にいると影響されるとも聞きます。
それまでの僕にはこうした体験は一度もありませんでした。
興味深いのは、彼女が1ヶ月ほど前に見てもらった占いのなかで
「あなたの彼はあなたを救う星の位置にあります」
と言われていたことです。
現在、その白いマンションはまだ存在しています。



583:
本当にあった怖い名無し:2010/05/11(火) 02:29:09 ID:heQnbitS0
目のない人
最近『目のない人』をよく見かけるようになった。

普通の盲目者ではない。眼のある位置に、やたら大きく、黒い空洞がある人だ。
街角の、何気ないところに立っていて、少し離れた場所から俺をじっと見つめている。
俺からは、たいてい見え辛い距離にいるんだけど、目の空洞はなぜか良く分かる。
多分俺はいつか失明するのだろうけど、仕方ない。
俺の家は、ぶっちゃけた話呪われているのだ。


584: 本当にあった怖い名無し:2010/05/11(火) 02:30:23 ID:heQnbitS0
話しづらいことだけども。
俺の父は幼少期、とある小さな山村で暮らしていた。
だが、祖父の兄のTという男が、隣人を殺したことで、一族ごと村八分にあい、
逃げ出すように引っ越した。引越し先が、いま俺の住んでるこの家なんだけど。
殺人犯のTなんだけど、祖父が言うにはこれがどうしようもない男だったらしい。

酒を飲んでは、見境無く女に手をだしていたそうだ。
放っておくと、人妻であろうが幼女であろうが強姦する男だったので

まわりにいる良識ある誰か、大抵は祖父だったのだが、Tを止めなければならなかった。
しかし、そうするとTは激怒し、暴れだしていた。止めようとした人間に、ひどい暴行を加えていたそうだ。
Tは体がとにかく大きく、喧嘩の強い人間だったため、一度激怒すると誰も止めることはできなかった。


585: 本当にあった怖い名無し:2010/05/11(火) 02:32:15 ID:heQnbitS0
隣家の家長のKが殺されたのは、Tを止めようとしたのが原因らしい。
奥さんをTに強姦されそうになり、堪えかねてTを殴ってしまった。これがTの逆鱗に触れた。
Kを殴り倒してのしかかり、ひたすら殴り続けた。
Kの家族は、Tの怖さに震えるばかりで、何もできなかったそうだ。


Kは、動かなくなっても殴り続けられた。顔は、文字通り潰れ、およそ二倍の大きさまで膨れ上がる。
顔中に紫色の痣が出来、もはや誰の顔だか判別できないほど変形させられたそうであった。
Tは、最後に、何を思ったか、ピクリとも動かないKの顔から、両眼球をえぐりだした。

そのまま、目玉を酒瓶に入れ、どこかに持っていってしまったそうだ。
その目玉は、帰る途中で酒瓶ごと、川に投げ捨てた、とTは言った。そのまま目玉は行方知れずとなった。
俺の祖父一家は、お詫びの意味もこめ目玉を探したが、結局見つからずじまいだった。
この一件のために、俺の一家はいわば目玉の呪いというものに受けたそうだ。


586: 本当にあった怖い名無し:2010/05/11(火) 02:33:22 ID:heQnbitS0
Tは、俺が生まれた頃に、酷い病気にかかった。目玉が、両方腐り落ちてしまったそうだ。
原因は不明である。Tはそのまま病死した。
その頃、祖父も目の病気に罹り右目を失明した。ほどなくして左目の光も失ってしまった。
父は、現在進行形で目の悪い病気にかかっている。
治る見込みはなく、視力がどんどん弱まり
失明していくだけらしい。

俺は、まだ目の病気をもっていない。が、最初に言った目のない人は良く見かける。
いまだ危害を加えられたり、近くに寄ってこられたりはしていないが、彼を見かける度に背筋が凍る。
弟も、目のない人を見かけたことがあるという。父も、俺と同じ年のころ良く見かけたそうだ。
目のない人=Kなのかは、俺には良く分からない。けどなんとなく実感している。
これが呪いって奴なんだな、と。



589:
本当にあった怖い名無し:2010/05/11(火) 02:39:46 ID:Aa+C6IG00
いやいや面白かったよ。
GJ



591:
本当にあった怖い名無し:2010/05/11(火) 02:42:13 ID:POTWEH6e0
「何も視えない」って怖いな
視えてたことがあるから余計に怖いお



785:
本当にあった怖い名無し:2010/05/16(日) 18:50:34 ID:/rhVV16S0
死者の通り道
これは母から聞いた話です。

私の曽祖父、つまり母の祖父が亡くなったときのことです。
曽祖父は九十八歳という当時ではかなりの高齢でした。
普段から背筋をぴんと伸ばし、威厳ある老人だったとのことです。

しかしそんな曽祖父も老衰には勝てず、床に着くようになりました。
曽祖父は、母の住む家のごく近所に住んでいたため、
母の母、つまり祖母が看病に通っていました。

母は当時高校生で、曽祖父が亡くなった日も学校へ行っていました。
一週間くらい前から、そろそろだと言われていたそうですが、
まだ大人でない母に、人の死に目など見せないほうが良いという祖母の判断で、
母は曽祖父の床へは近づくことを許されませんでした。

学校から帰った母は、自分の部屋で畳の上に仰向けになり、
とりとめもない考え事をしていました。
一時間にいっぺん、ぼーんぼーんと、居間にある柱時計の音が聞こえてきます。
(いま、何時だろう)
そう思って母が、机の上の置時計を見上げた瞬間でした。
(あっ!)
体の自由がききません。視線以外はまったく動かせないのです。
(これは金縛りだ)
この事実に少し混乱しましたが、それと同時に母は曽祖父のことを思い浮かべました。
(まさか、おじいちゃん……)
すると、曽祖父の家がある方向の壁から突然、白い馬の首が現れました。

馬はそのまま、壁を抜けて母の部屋に入ってきます。
白い馬は、着物を着た人を乗せていました。
何もかも真っ白で、額には三角頭巾。幽霊の装束です。
幽霊を乗せた白い馬は次から次へと現れ、全部で六頭になりました。


786: 本当にあった怖い名無し:2010/05/16(日) 18:54:28 ID:/rhVV16S0
彼らはゆっくりと、重々しく進んで行きます。
真っ白な着物のたもとが、風になびくように揺れています。
その集団が母のすぐ側まで来たとき、その中の一人が母の方を見ました。
(おじいちゃん!)
それはまぎれもなく曽祖父の顔でした。

曽祖父は威厳に満ちた穏やかな、しかし感情のない顔で、
しばらくの間ただじっと、母を見ていました。
やがて曽祖父は前を向いてしまいました。
その時になってようやく、母は首なら動かせるようになっていました。
彼らがどこへ向かっているのか気になって、母は首をめぐらせて彼らの行く方向を見ました。

部屋の反対側の壁へ消えて行くのかと思いきや、彼らの進む方向には穴がありました。
ぽっかりと、灰色の渦のような、異次元への入り口を思わせるような穴でした。
(おじいちゃん、死んでしまったんだ)
その穴を見た瞬間、母ははっきりとそう思いました。

母が見ている前で、彼らは静々と進んで行き、やがてその穴の中へ消えてしまいました。
彼らが消えると同時に、母の金縛りも解けました。
そしてその日の晩、母は曽祖父が亡くなったことを知ったのでした。
亡くなった時刻はちょうど、母が金縛りにあっていた時刻だったそうです。

この話には、すこしおまけがあります。
後年のことですが、機会があって、母は友人と金縛りの体験について話をしたそうです。
その友人の旦那さんは、頻繁に金縛りにあう方で、
親戚の誰かが亡くなると必ず金縛りにあい、しかもその間、
亡くなった人が穴へ吸いこまれていくのを見るとの話でした。


穴、と聞いて、母が自分の体験談を話すと、友人にその穴の絵を描くよう言われました。
旦那もそんなような穴だと言っていたから、と言うのです。
母は近くにあった子供用のクレヨンで、その穴の絵を描きました。
帰宅した友人の旦那さんにその絵を見せると、その穴はまさに、旦那さんが見る穴にそっくりだったそうです。

スレチ感もありますが、自分としては死後の世界への扉が、
非常に身近に感じられ、怖かったのでカキコします。
長文乱文失礼しました。
そして読んで下さってありがとうございました。



791:
本当にあった怖い名無し:2010/05/16(日) 20:59:51 ID:EUI9fXXL0
>>786
死ぬほど怖くはないが
おもしろかった。乙



872:
本当にあった怖い名無し:2010/05/18(火) 23:58:01 ID:+tknK7QW0

厳密に言うと、この話は俺が「洒落にならない位怖い」と思った体験ではない。

俺の嫁が「洒落にならない位怖い」と思ったであろう話である。

おれの嫁は俗に言う「みえる人」で、俺は2ちゃんでいう「0感」。
嫁がまだ恋人の頃、見える人である事を俺に明かし、その後しばらくの間
「あそこに女の人が居る」だの「今足だけが階段を昇っていった」だの言い出し、
俺が本気で遺憾の意を表明した時から一切それ系の実況をしなくなった。
だがつい先日、何故か俺にもはっきりと不可思議な物が見え、
その時の嫁の反応を以ってここに投下し得る話と思い、書いてみる事とする。


873: 本当にあった怖い名無し:2010/05/18(火) 23:59:58 ID:+tknK7QW0
山菜採りが好きな俺と嫁は、いつもの如く山道を車で通行していた。
しがない自営業の俺等は、昨今の不況の折に開き直って、
平日の昼間に
日がな半日程度、山菜採りに精を出していた。

比較的心地よい疲れに伴い、今日の夕飯は何かな、天婦羅はもう暫く要らないな。
とか思いながらボケっと運転していた夕刻。
自分の車の前を走る、シルバーの軽。暑い日だったので、前を走る軽の助手席の窓から
手が生えて見える。運転者は老齢であろう、決して生き急いでないのが見て取れる様に
40k巡航である。ここまではよくある光景で、次のストレートで追い越しかけるか、と思っていた
その矢先、嫌な事に気付いて、しまったと思った。

その軽の助手席の窓から「手」が生えて見える。「腕」じゃなく、「手」。
指まではっきりと認識できる、バナナよりも巨大な手が、前を走る軽の窓枠をがっちりと掴んでいる。
嫁はともかく、今までそんなものが見えた事のない俺は総毛だった。
すぐさま嫁にに視線を移すと、以前はこういう不可思議な現象に対しても
ヘラヘラ笑いながら俺に実況していた嫁が、目を見開いて硬直している。
常時見えている人間にとっても只事では無い事例であろう事が、0感の俺にも容易に推測できた。
そしてその「手」はこちらの熱視線に気付く風でもなく、新たな行動をし始めたのだ。


874: 本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 00:01:51 ID:+tknK7QW0
その「手」は、掴んでいた窓枠を離し、にゅーっと虚空に伸び始めた。
その手首には、タイの踊り子の様な金色の腕輪が付いている。
肘が車外に出ても伸び続け、肩の手前位まで車外に出した。

とんでもなでかさ。そして、やにわに
自分が乗っている軽の天井を叩き始めたのだ。
「ぼん、ぼん、ばん、ばーん、ばん、ばーん」という音が、
すぐ後ろを走る俺等にも聞こえてくる。

そのときの俺はというと、目の前で起こっている映像に脳の認識がついていかず、
ただそのままぼーっと軽を追従していた。
「停めて!!!」
嫁の悲鳴交じりの声が、俺に急ブレーキをかけさせた。前輪が悲鳴を上げ、
前のめりのGを受けながら、俺の車は急停止した。
今まで眼前にあった、自分の車の天井を叩き続ける巨大な手を生やした軽は、ゆっくりと遠ざかっていき
その先のカーブから見えなくなった。


875: 本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 00:03:15 ID:UzhH9m/U0
夕暮れに立ち尽くす俺の車。嫁は頭を抱え、小刻みに震えている様にも見える。
俺も小便がちびりそうだったが、努めてなるべく明るく、嫁にまくしたてた。
「なんだよ?お前いっつも笑って解説してたじゃん。あんなのいつも
見てたんだろ?今回俺も見えたけど、すげえなあれは。」
暫くの静寂のあと、嫁が口を開いた。

「・・・・・あんなの、初めてだよ。・・・・アンタは、気付かなかったろうけど。」
「なにがよ?」
「あの腕。邪悪な感じがしない。かなり上位の存在だよ。」
「・・・じゃあ良い霊とか、神様じゃね?運転手が悪い奴で、なんかそんなんじゃないの?」
「そんな訳無い、絶対におかしい。あんな上位の存在が、あんな行動するわけがない。
やっている事は悪霊そのもの。だけどあの腕は光に包まれてた。
分からない。自分の無知が怖い。・・・怖い。頭がおかしくなりそう・・・」

嫁の話を聞いていると俺も頭がおかしくなりそうだったので、わざわざUターンして
その現場から離れ、実家には帰らずに居酒屋に直行、二人で浴びるほど酒を呑んで、近くのビジホで一泊した。、

あの手は一体何だったのか、俺は未だに全く理解できない。
ただ、あんな体験はこれっきりにしたいもんだ、と心底思った。



882:
本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 01:23:38 ID:u7iHDlE40
>>875
悪は中に乗ってる人かと
死んだ方が世の為人の為になる人には
善良な聖霊が憑いて隙あらば殺そうとするものだよ



916:
本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 20:57:03 ID:ltovRAL40
血濡れの包丁
去年の夏ごろ、残業で遅くなった帰り道

終電に乗り地元の駅に降りて、人通りの少ない道を歩いていたら、
電柱の街灯の下に血だらけ包丁が落ちていた
通報しといたけど、それからニュースにもならないし、誰かいたずらだったのか知れないと思っていたら、
その数日後、同じ電柱の下に花束が置いてあった



934:
本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 22:30:46 ID:Pb7ReneE0
ラジオの受信
怖いかは微妙なんだけど。


昔住んでいた家はとても古くカビだらけで、おまけに家の北側が墓場。
しょっちゅう金縛りにあったり、何かの気配を感じたりで早く引っ越したかったんだけど、

気にしすぎだと思って我慢していた。

それでも怖いものは怖い。特にお風呂!
風呂場は暗くカビ臭くてとても嫌な感じだった。おまけに、窓は藪を挟んで墓場に面している...
とは言え、風呂に入らないわけにはいかないので、ラジオをつけ明るい曲を聞きながら怖さを紛らわしていた。

ところが、ある日の夜。
いつものようにラジオを流そうと、
適当に局を選んで、お風呂に入っていたら、突然、曲から女性の声に切り替わった。
しかもすすり泣くような、おえつ混じりの声だった。
びっくりして、ラジオを切ろうとすると、今度は低い声...お経だ。

理解したとたん、鳥肌がたち、わぁ!!!!!!!とラジオを放り投げて、風呂場から逃げた。

多分、ラジオドラマでもやってたんだと思う。放送欄を確認してもそれらしいものは、なかったけど。



935:
sage:2010/05/19(水) 22:41:39 ID:GIe+3Plj0
最後に見た夢
怖いってよりは不思議な話かもしれんけど、

オレ的には怖かったので、ここに書きます。

オレがガキの頃、近所にAと言う幼なじみがいた。
学年も同じで、毎朝一緒に学校に行った。
Aは何故か未来のことをよく知ってて、
その頃夢中だったマンガとか、アニメとかについて、
来週どうなるかを教えてくれた。

なんで知ってるのか気になって、一体どこから聞いてきたんだと聞いたら
Aは「夢で見た」と言っていた。
おそらく予知夢みたいなものだったんだろうけど、
その頃のオレはアホだったので、
「いいなー、オレも夢で見たいなー」としか思ってなかった。

んでお互いに五年生になったとき、Aは死んだ。
トラックにひき逃げされて即死だったらしい。
Aの葬式は身内だけで行われ、遺体を前に最後の挨拶も出来なかった。
オレはしばらくAが居なくなったことを自覚できなかったけど、
Aの妹が寂しそうにしているのを見て、少しずつAの死を認識していった。

続く。



936: 本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 22:42:21 ID:GIe+3Plj0
sageかた間違えた。

んで最近の話。
先月のGWの時、田舎に帰省した。
Aの家の前を歩いてたら、Aのおばさんに会った。
「おひさしぶりです」
「あら、○○(オレね)君、すっかり大人になったねー」
なんて軽く立ち話をして、Aに線香でもとA宅にお邪魔した。

Aに線香を上げてからまたおばさんと世間話。
ふとぱたぱたと歩く音が聞こえてきた。
「○○にいちゃん!」
Aの妹だった。

続く。



937: 本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 22:43:01 ID:GIe+3Plj0
Aが亡くなってから、オレはAの妹が寂しそうにしているのが見ていられなくなって、
毎朝A妹と色んな話をしながら学校に行った。
そのうち自然とオレのことをお兄ちゃんと呼ぶようになってた。

そのままA妹と二人で世間話。
「彼氏は出来たか?」とか、「大学はどうだ?」とか、まぁ色々と。
そのうちAの話題になって、ふと聞いてみた。
「ひき逃げ犯は捕まった?」
「あ、うん、大丈夫・・・」
何か触れちゃいけないことに触れてしまったらしい。
それ以上は聞かなかった。

続く。



938: 本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 22:46:14 ID:GIe+3Plj0
家に帰って夕食の時、おふくろに聞いてみた。
「Aってトラックにひき逃げされたんだよね?」
「あぁ、A君? そう言ってたんだっけ・・・」
「そう言ってたってどういう意味?」
「確か・・・、詳しく知らないけど変死とかなんとか」
「変死? 脳卒中とか?」
「知らないけど、子供達にショックを与えないためとか、通勤途中の車に気をつけるように、
 トラックに轢かれたって話になったんじゃなかったかな」
「んじゃひき逃げじゃないのか」
「うん、そうだけど、詳しいことは知らないねぇ」
謎が深まってしまった。

続きます。


939: 本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 22:46:59 ID:GIe+3Plj0
その夜Aのことが気になって、卒業アルバムとか文集とかを引っ張り出して、
片っ端から読んでみた。
Aの文章は至って普通だったが、「同じクラスの人を書いてみよう」ってやつで、
Aのことを書いてる文章があった。

「A君は未来を知っててすごい、火事とかも知っててすごい」
みたいなアホな文章だったが、それで思い出した。

オレはAとの通学途中、毎朝のように未来の話を聞いた。
オレの動機は至って自己満で、好きな漫画やアニメの来週の話が知りたくて知りたくてどーしようもなくて、
アホみたいに毎日教えて君してたんだが、
たまに全く関係ない話をすることがあった。

続く。


943: 本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 23:10:40 ID:GIe+3Plj0
ある朝Aが家から出てくると、腕に包帯をしていた。
例によってオレはアホな語り口で話しかけた(と思う)
「どうしたそれ?」
「昨日の夜火事があって、やけどした」
「え、火事? どこ? 痛くない?」
「ガッコー行く道の途中に茶色い犬いるじゃん? あそこんち」
「マジで? 見に行くぞ!!」
「おう!!」
っつって、二人でその家に駆けてったんだけど、家は火事にはなっていなかった。
茶色い雑種の中型犬が、いつもと変わらずオレ達に向かって吠えるだけだった。

「何だよ-、嘘かよー」
「いや、嘘じゃないもん、ホントに見たし」
その何日か後、その家は全焼した。


944: 本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 23:11:24 ID:GIe+3Plj0
ちなみにその火事で人とか死んでなかったと思う、
怪我がなくて何よりみたいな話を聞いたし。
あとから新しい家が建って、あの犬も戻ってきてたと思う。

んでまー、その件でオレとAは「Aが夢で未来を見てる」
っていう結論に達した。

その頃「1999年7月にノストラダムスの大王が~」みたいな
世界の終わりがやってくるぞー 的な話がはやってて、
オレはAに「1999年7月に地球がどうなってくるか見てきて」と言った。
何日かしてAはオレに言った。
「何にもなってなかった」
「何だよ、つまんねー」
「でもすごいゲーム機とか見たぞ」
「え、マジ? 教えてよ!!」
ってことで、やはり予知夢を自己満にしか使えなかったアホなオレ達だった。


945: 本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 23:12:06 ID:GIe+3Plj0
Aはその後、どんどん未来のことを、と言うか、
未来のゲーム機について教えてくれるようになった。
今で言うWiiとか任天堂DSみたいな話も聞いた。

最後の方は、
「でかいテレビで恐竜とか飛行機がテレビから飛び出してきた」
みたいなこと言ってたから、3Dのゲームなのかな。
今よりもっと未来を見てたのかもしれん。

で、それから程なくしてAは亡くなった。


946: 本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 23:12:56 ID:GIe+3Plj0
文集を持ったまま色々思い出してるうちに、やはり死因がどうしても気になって、
A妹に電話した。
「明日ヒマか?」
「昼間なら大丈夫だけど」
「んじゃ兄貴だからメシでもおごってやろう」
と言って半ば強引にA妹と約束を取り付けた。

翌日、A妹と郊外のアウトレットに行き、メシを食って、午後3時前にはそこを出た。
帰りの車の中で、A妹とAの思い出話をする。
どう切り出すか迷ったが、A妹がAの予知夢の話をしたので、
ここぞと思い、こう切り出した。

「予知夢が見られるなら、トラックの件も先に気づければよかったんだけどな・・・」


947: 本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 23:14:40 ID:GIe+3Plj0
「うん・・・、あのね」
「うん?」
「これ本当は言っちゃいけないって言うか、言うなって言われてるし、あまり話したくないんだけど」
「うん」
「お兄ちゃん(Aのことね)、トラックじゃないの」
「・・・どういうこと?」
少し間をおいて、A妹は話し始めた。

「あの日のことだけど・・・」
「お兄ちゃんと私は一緒の部屋に寝てたんだけど、 朝起きたらお兄ちゃんはまだ寝てて、私は一人で居間に行ったの」
「ちょっとしたら突然子供部屋から、お兄ちゃんの叫び声が聞こえて、ぎゃーー って」
「お母さんが慌てて子供部屋に行ったら、お母さんも悲鳴あげちゃって」
「びっくりして私も部屋に行ったんだけど、、、そしたらお兄ちゃんが・・・」

オレは黙ってA妹の次の言葉を待っていた。


949: 本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 23:16:59 ID:GIe+3Plj0
「・・・焼けて、死んでた・・・」
「焼けて?」
「黒こげって言うか、真っ黒って言うか・・・」
A妹の手が震えてた。
オレも少し震えてた。

「私が子供部屋を出て、ほんのちょっとの間に、そうなって・・・」
オレは正直言葉を無くしてしまって、ただ頷くことしか出来なかった。

「ごめんなさい、変な話しで・・・」
「いや、いいよ、オレもAの最後のこと、知りたかったから」
オレはその時頭の中でぐるぐる色々と考えてて、
もしかして人体発火現象ってやつか? と思い、更に一つだけ聞いた。

「ごめん、一つだけ聞きたい、人体発火現象って知ってるか?」
「うん、前に調べたことあるけど、あれじゃない」
「まるで炭のようになったって後から聞いた」
ほんのちょっとの間で炭に?? そんなことあるのだろうか。
どういうことだろう・・・。

オレとA妹は、そのまま言葉を交わすこともなく車を走らせ、
「またね」の挨拶で別れた。
んで悶々として今に至る。

ここからはオレの予想でしかないんだけど、
Aは「予知夢で見た火事」で「やけど」を負っていたから、
もしかしたら「予知夢」ですごい火力に遭遇したとか・・・。

でも、人体が瞬間的に炭になるようなことってあるんだろうか。
オレにはわからんけども。

Aは最後に何を見たのかなぁ。



951:
本当にあった怖い名無し:2010/05/19(水) 23:22:06 ID:CE1Nd72P0
>>949
ほほう・・・怖いな。面白い話をありがとう



転載元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1274350773
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http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4111308.html
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