会えぬ母 子の冤罪に 何想ふ
ふるえ手文字の 手紙が届く
聖書より
自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。そこでは、虫とさびで傷ものになり、また盗人が穴をあけて盗みます。
自分の宝は天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。
あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるのです。
マタイの福音書 6章19節〜21節
30日の朝日新聞一面の特集記事の内容はショックでした。
「39歳の餓死」孤族(こぞく)の国より
<引用開始>
「たすけて」平仮名で書いた紙の切れ端が入った封筒が男性の部屋に残されていた。
「逃げたと思った。餓死とは意外だった。できるか?40歳の男が食えないまま閉じこもって死ぬなんて」
(母方の)叔父の言葉は辛辣だった。
「誰も悪くない。本人の責任」
<中略>
叔父にとって甥っ子は歯がゆい存在だったのだろう。
男一人なら生きていける、と(餓死した男性の)母親が病死したあとは援助をやめた。
<引用終了>
ディズニークリスマス・キャロルより
<引用開始>
「この世はすべて自己責任。他人の情けや助けに頼るなんて甘ったれは通用しない。人生は他人を押しのけても前へ上へ進む競争だ。目標は成功、出世、具体的に言うと金だ。途中で立ち止まって弱いもの、負け組に情けなんか掛けていたら、絶対に勝ち組になれんぞ」
<引用終了>
30日の朝日新聞のこの特集記事には、17日にJR取手駅でバスに包丁を持って乱入した殺人未遂事件の斎藤勇太容疑者(27歳)が紹介されています。
「人生を終わりにしたかった」と供述している斎藤容疑者も3年前に母親を亡くしています。
「苦しみは人間の偉大な教師である。苦しみの息吹のもとで魂は発育する。」エッシェン
今年も苦難が続いた年でありましたが、素晴らしき人々ともたくさんめぐり会うことができました。
自分の宝物である母親は大切にしたいと思います。また、来る年は、自分に与えられた宝物、「私たち」が集めた宝物が、真に天にたくわえられるように日々祈念したいと思います。
最後に再度聖書の一節を紹介して、今年の筆を置きたいと思います。
愛する者よ。あなたが、魂に幸いを得ているように、すべての点でも幸いを得、また健康でありますようよう祈ります。
ヨハネの手紙 第3章2節
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