また新たなシーズンが始まった。フィギュアスケートの今季グランプリ(GP)シリーズ第1戦のNHK杯(10月24日まで、名古屋市ガイシプラザ)で、高橋大輔(関大大学院)はケガをしてから初めて4回転ジャンプに成功、3年ぶり3度目の優勝を飾った。バンクーバー五輪で日本人男子で初めて銅メダルに輝き、肝が据わってきたようだが、やはり試合では緊張する。いや「緊張しないとダメでしょ」と言います。
NHK杯は、皆さん見ていて面白かったんじゃないですか。ルールが変わって4回転ジャンプを跳ぶ人がどんどん出てきた。
「オッ、4回転だ。着氷するかな、しないかな?」「4回転をちゃんと降りたけれど、その後どうなるか?」。そんなハラハラした感じがあったと思う。やっぱりフィギュアはスポーツですもんね。
後輩の追い上げ、もう慣れました
10代の選手も次々と出てきました。若い選手の出現はプレッシャーにはなるけれど、もう慣れました。織田信成選手(関大)、小塚崇彦選手(トヨタ自動車)、そして今回4位になった15歳の羽生結弦選手(宮城・東北高)。ずっと手ごわい後輩に後ろからつつかれていますから。
試合が終わった翌日の月曜日、大阪に戻りました。朝7時に起きるつもりでしたが、火曜日は正午、水曜日は10時半で練習に遅刻。アラームを4回くらいかけていたし、夜更かしもしていないのに……。疲れていたんでしょうか。
シーズンが本格化した今は、午前中に1時間×4コマあるリンクの貸し切りのうち、後半の3コマに入って滑り、その後はトレーニングをしています。この時期は、リンクには1人か2人だけ。これって結構イヤなものです。
2012年のフィギュアスケート世界選手権(フランス・ニース)で、女子は鈴木明子(邦和スポーツランド)が銅メダル、男子は高橋大輔(関大大学院)が銀、羽生結弦(宮城・東北高)が銅、そしてペアで高橋成美(…続き (4/6)
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