スケートは遊びそのもの
子供のころ、僕にとってスケートは遊びそのものでした。休日は朝10時にリンクへ行って夜の7時45分まで滑っていました。途中、屋外でも遊びましたね。帰宅して夕飯を食べて、また深夜営業のリンクに行って滑る。
小さいころは細かいことは関係なく、ひたすら楽しんで氷に乗っていたことは本当に良かったと思います。ただ、基礎をきちんと身につけてなかったので、後で別の苦労はしましたけれど。
中学2年で本格的な指導を受けるようになって、ジャンプの跳び方だけでも、いろんな人がいろんなことを教えてくれました。
自分に合うものだけを選ぶ
僕はとりあえず教わったすべてのことをやってみます。どのやり方が自分に合うかはやってみなければ分からないし、体も日々変化するからです。
ただし、教えてもらったものの中から自分に合うものだけを選ぶことが大切。それが成長の鍵だと思います。僕は昔から、自分に合う、合わないが、なぜかすぐ分かるタイプだったようです。
すべて聞き入れるのはいいけれど、それを自分で消化しきれないタイプもいます。だから、自分に合わないものは捨てること。こうした取捨選択だけは自分で判断するしかありません。
もっとリンクを
今の子どもたちは昔のように氷の上で遊ぶ時間が少なくなった気がします。でもそれは、日本のリンク環境に原因があるのかもしれません。
僕の小さいころはフィギュアは人気がなかったので、いくらでも滑れました。しかし今は、せっかくフィギュア人口が増えたのに、リンクは増えたという話はとんと聞きません。
自由に滑れる環境がないんですね。日本にもっとリンクができることを、切に願っています。
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