僕はケガをする前まで、ただ勝ちたい、勝ちたいっていう気持ちで、試合に臨んでいたんです。でも、今季は「勝ち負けより、自分の演技をしよう」と思っていたのに、試合で負けたりすると、迷いが出てしまっていました。「自分が何をしたいのか?」ということが分からなくなってしまっていたんです。
■今はどう試合に臨むべきか分かる
今は、どう試合に臨むべきかということが分かります。勝つことにこだわりつつ、自分の演技をして、お客さんの気持ちをわしづかみにするような表現をしていかなければいけない――。そうでなければ勝てません。
「昨年に続く世界選手権2連覇」なんて目標を掲げてましたけれど、そんなことを言っている場合じゃありませんでした。
ちょっと一歩引いた気持ちで試合に臨んでいた自分が、すごく格好悪かったと思います。
■日常生活は規則正しく
日常生活はとても規則正しかったんですよ。朝6時半か7時に起床して、練習して、帰宅して、ちょっと休んで、夕ご飯を作って、お弁当の準備をして、食器を洗って、お風呂に入って、掃除して洗濯して……。
それから1、2時間ゆっくりして、夜11時には寝ようとするけれども、気がつくと12時前くらいでしたかね。
平日はたまに美容院に行くくらいで、ほぼこうしたリズムで過ごしていました。次の日の練習を思うと、そんなに出歩く気持ちにはなりません。
土曜日の午後と日曜日のオフは、友達と遊ぶ程度かな? いや、けっこう家にいますね。
2012年のフィギュアスケート世界選手権(フランス・ニース)で、女子は鈴木明子(邦和スポーツランド)が銅メダル、男子は高橋大輔(関大大学院)が銀、羽生結弦(宮城・東北高)が銅、そしてペアで高橋成美(…続き (4/6)
1月に地元・名古屋で初開催された冬季国体で、小塚崇彦選手(トヨタ自動車)はショートプログラム(SP)、フリーで計3度の4回転ジャンプを初めて跳びました。「試合をする上での“持ち球”が増えた」と小塚選…続き (2/14)
バンクーバー五輪フィギュアスケート銅メダリストの高橋大輔選手(25、関大大学院)を招いて12日、「ステップ、ステップ、ステップ~明日への一歩」と題した電子版スポーツセミナーが東京・八重洲で開かれた。…続き (1/26)
イチローが去って…変わるマリナーズの風景 (9/11)
初のJ陥落はどこに…J1・J2、優勝・残留争い白熱 (9/20)
元中日のチェンが語る「日米の野球の違い」 (9/18)
“独走”サッカー日本代表が抱えるリスク (9/16)
各種サービスの説明をご覧ください。