フィギュアスケートも昨年末でシーズン前半戦を終え、いよいよ2月から後半戦に突入です。前半戦でプログラムの問題や反省点を見つけた高橋大輔(関大大学院)は、この1カ月間でいろいろ修正したようです。17日開幕する四大陸選手権(台湾、男子は18日ショートプログラム=SP、19日フリー)でそれを試して再確認、3月に東京で開催される世界選手権に備えます。
■バンクーバー五輪で一段落の気持ちが…
前半戦で得た最大の教訓は、一言で言えば「プライドはいらない」ということです。自分で思っている以上に、バンクーバー五輪で一段落といった気持ちがあったようです。
こうしたことに改めて気づいたのは、昨年12月の全日本選手権のこと。
SPで4位になり、さすがに焦って、ここで気合が入りました。(長光)歌子先生にも「久々に(そういう気合が入った姿を)見た」って言われました。
今季はモチベーションを上げたくても、なかなか上がりませんでした。その点、故障明けだった前季の五輪シーズンは毎回切羽詰まっていたので、毎回必死だったんです。
■全日本で切羽詰まって気づいた
五輪メダリストとして迎えた今季が、こんなに難しくなるとは思いませんでした。今思えば、試合を外から見てしまっているような気持ちがありました。みんなが必死で試合に向かっているのに、自分だけ心が離れてしまっていたような感じです。
要するに気持ちが入らず、勝負していなかったんだと思います。今思えば、全力を出し切って疲れた、という感じもしなかった。
全日本選手権で切羽詰まって、そのことに気づきました。全日本のフリーくらい、攻める気持ちがないといけませんでした。
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