栽培でもつとも重視しているのは環境です。よく『適地適作』と言いますが、栽培環境が合つていると、労せずして美味しく、また、病害虫に強い作物が豊富に実りますが、その逆では、より多くの労力を必要とし、結果も伴わないこともしばしばです。その地に適した作物を、元気よく育てれば、自然に農薬を必要としなくなるようです。
私の求めている「おいしさ」とは、その作物や品種本来の味です。過度な糖度などには疑問を感じます、口に入れた時に何となく美昧しくて、また食べたくなる、飽きの来ないなぜかニコニコしてしまう、そんな作物を理想としています。
現在、自園の作物はほとんどが、直接販売です。産直も含めダイレクトに消費者と取引できる事は、大きなメリツトです。それを食べる人の二ーズに応え、手頃な価格で提供する事で、リピートしていただき、作物の価値を理解してもらう事で、本物の顧客になってくれます。 |
写真2 ブドウの草生栽培の風景

写真3
直売所で販売される美しいトマト |