2012年09月22日

我が母校で行われる殺人訓練A

「訓練のねらい」の前に、東京ディズニーランドの「テロ訓練」について記します。

結論は「行ってこなかった」というものです。もちろん、私が知る限りですが、「ディズニーランド」「テロ」「訓練」で検索しても、香港ディズニーランドの件しか検索できません。

訓練をするということは、相手に「手の内を見せる」ことになります。アメリカの911後には、議論にはなったでしょうが、図上訓練だけで十分と捉えたものと考えます。

図上訓練
<引用開始>
図上訓練を構成する二つの要素
状況付与(訓練参加者に役割、行動等を問うための条件提示)
評価・検証(役割、行動等の妥当性の評価・検証)
<引用終了>
http://homepage3.nifty.com/tomida-fire/zujyou.html

難しいことではありません。「こういう状況になったら、誰が何をどうする」を確実に頭に叩き込むだけのことです。

そもそも、東京ディズニーランドは、開園当初からいわゆる爆破予告電話を受け続けました。つまり、テロ予告です。その場合の対応方法は、今も私の頭にあります。

さて、我が母校で行われる訓練のねらいは何でしょうか。簡単なことです。防護マスクを付けた自衛隊員が市民を救出する写真をマスコミや関係者に撮らせることだけが訓練の目的なのです。つまり、「俺たちはすごいんだぞ」という宣伝活動でしかないのです。
そのための演出として、ヘリコプターも飛ばすのです。

昨年、三井アウトレットパーク入間で行われた訓練では、来店客が倒れている決して近づいてはいけない「発生源」付近に、三井不動産の女性社員と警備員がハンドマイクを持ち、近づいて行きました。しかし、なんとも不思議なことに、倒れませんでした。

地下鉄サリン事件では、「発生源」のサリンに近づいた霞が関駅の助役二人が亡くなっています。

あきれて物が言えません。

では、どうすればいいか。

教えません。企業秘密です。

金子地区は、風評被害にあった狭山茶のメイン産地です。その上を自衛隊のヘリコプターが飛ぶ姿など、私は見たくありません。
posted by S・C・ NAKAMURA at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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