大阪フィルハーモニー交響楽団:吉本とタッグ、メンバーが音楽コント挑戦 西成で今夜「寄席」初開催

毎日新聞 2012年09月21日 大阪夕刊

 ◇落語の効果音を西洋楽器で

 吉本興業と大阪フィルハーモニー交響楽団が初めてタッグを組む「にしなり@ほーむ寄席&クラシック音楽の夕べ」が21日夜、大阪市西成区岸里1の大阪フィルハーモニー会館である。大フィルメンバーがお笑い芸人に交じって音楽ネタの新作コントに挑戦したり、吉本新喜劇のテーマを演奏。大フィルも「西成区PR大使の桂文枝さんとも組んで、定期開催して西成を盛り上げたい」と意気込む。

 きっかけは今年6月、吉本側の呼びかけ。同社西成区担当の森見純プロデューサーが、「大フィルは大阪市の補助金問題で大変そうだけど互いに顧客新規開拓のため一緒にやりませんか」と持ちかけた。大フィル側も「吉本のPR戦略を学びたいし、願ったりかなったりの話」と応じた。

 出演は大フィル内のユニット「岸里1丁目弦打団」の8人と、英語落語で知られる桂かい枝さん(43)やミナミの劇場「5upよしもと」で人気の「吉田たち」ら若手芸人。かい枝さんの落語「天狗(てんぐ)裁き」の効果音を、太鼓や三味線の代わりに西洋楽器で演奏するなどさまざまなコラボレーションを試みる。大フィルビオラ奏者の岩井英樹さん(44)は「話芸と音楽は、共に間合いや呼吸が大切な芸術。お客さんが笑顔になれるステージにしたい」。

 午後7時開演。1000円。問い合わせは大フィル(06・6656・4890)。【出水奈美】

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