交渉戦術スキル一覧

次に、パンネーションズの交渉術研修ではどのような戦術を習得することができるのでしょうか?以下にこの研修で実際に取り上げる「交渉戦術の概要」をご紹介します。

 

交渉戦術の概要

戦術名
この戦術が用いられる有効な状況
プロギャンブラー戦術
相手の警戒心が強かったり、交渉経験を多く持つ人を相手にする時によく用いられます。
バーター戦術
相手の交渉ターゲットが狭く、あるものを対象にした話し合いには厳しいが、その他に対するガードが甘いときに効果があります。
ペリーメイスン戦術
細かい部分の見直しで、大局的な視点を切り崩したり、方向を変えるようなときに用いられます。
ショック攻撃戦術
相手の交渉準備のレベルが高かったり、交渉の環境が相手に優位であることが予想されるときに用いられます。
マザー・ハバード戦術
交渉に無駄な時間や労力をかけずに効率化を図るときに用いられます。とりわけ、価格や数量などの単純な交渉内容のときに有効です。
ロシア戦線戦術
相手が優柔不断で結論を決めかねている場合や、自分の置かれている立場を理解していないような状況でよく使われます。
サンドウィッチ戦術
交渉相手とこちらの考え方や感じ方の基準がずれているときに用います。
障害除去戦術
交渉相手が優柔不断だったり、はじめから交渉の行き先に対し否定的な観測をしているようなときに有効です。
行き詰まりを利用する戦術
交渉が行き詰まり、「どちらかが譲歩しないと前に進まない」認識を互いに感じあっている時によく用いられます。
決意のほどを見せつける戦術
交渉内容の説得性が低かったり、交渉が遅滞したり、交渉の視点が定まらないとき、相手との関係の中で協議を進めるときに用います。
中国流の交渉戦術
相手が交渉を焦っていたり、詳細な内容に精通していないときに用いられます。
妨害のための戦術
交渉が膠着したり、暗礁に乗り上げたり、また、そのような状況が予想されるときに有効です。
「リンゴと梨」戦術
現行の交渉を続けてもこちら側に裁量権があまりなく、その結果として交渉が行き詰まってしまったときに有効です。
サラミ戦術
交渉内容に隔たりがあり、一気に合意に達することが難しい状況でよく使われます。

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