経済産業省は21日、エコカー補助金の予算がほぼ切れたため、申請の受け付けを同日午後6時で打ち切ったと発表した。予算の残りが21日時点で約25億円となり、週明けを待たずに予算がなくなることが確実となったため、前倒しで受け付けを終えた。21日の申請受理分は補助金が支払われる。
エコカー補助金は景気浮揚策の一環で、昨年12月から実施。終了で新車販売が落ち込み、回復の鈍い日本経済に悪影響を及ぼす恐れがある。
補助は、申請額が予算(2747億円)を超えた時点で終了するのが原則。公平性に配慮し、財源が尽きた当日の申請はすべて無効になる。