- 1.災害に備えた取組み
- 2.災害時の通信の集中のメカニズムとコントロール (通信規制)
- 3.災害時において効果的なKDDIサービスの紹介
- 4.将来の取り組み
- 5.KDDIにおける被災地への援助活動
- 6.おわりに
概要
ひとり1台が持つようになるまで普及した携帯電話は、音声通話はもちろんのこと、Eメールやインターネットといったサービスをはじめ、ビジネス向けの便利なアプリケーションなど、話すツールから、使うツールとして今まで以上にコミュニケーションの可能性を広げ、人々が社会生活を送る上で欠かすことができない重要なツールとなっております。
地震など災害時において、携帯電話を活用し "家族や知人の安否を確認したい"、"被災された地域への救助活動に利用したい" といった要望も増え、携帯電話の重要度は高まっています。
KDDIとしては、このようなお客さまの要望に応えられるよう災害に強い通信ネットワークの構築を図るとともに、ネットワークの安全、信頼性の向上に努めております。
auの災害に備えた取組み、また災害時における携帯電話ネットワークの通信集中のメカニズム、および通信ネットワークの「ふくそう」を防ぐための制御方法について説明します。
- ※ ふくそうとは、1個所に集まり混み合うことです。