岩手のニュース
小沢氏の残像今も? 岩手・党員投票率最低 民主党代表選
野田佳彦首相が再選された民主党代表選で、岩手県の党員・サポーターの投票率が16.52%と全国最低を記録した。投票総数に対する無効票の割合も6.78%で、8.71%の沖縄に次いで2番目に高い。新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の民主党除名で、多くの有権者が投票先を失った影響とみられる。 岩手の有権者数は7312人だが、投票総数は1208票。うち無効票は82票。党員・サポーターが参加した2010年代表選で、岩手の投票率は74.88%、無効票は6票だった。 岩手の党員・サポーター数は5月の定時登録時点で計1万3574人。小沢氏は半数以上の7616人を集めた。党県連は小沢氏除名後、本人意思が確認できた場合は登録を解除したが、時間が足りず、小沢氏支持者に投票用紙が送られた例も少なくなかったようだ。 投票用紙が届いた小沢後援会の幹部の一人は「小沢一郎」と書いて返送した。「小沢氏に誘われてサポーターになった。棄権か無効票しか選択肢はなかった」と話した。
2012年09月22日土曜日
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