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北日本と東日本の残暑 記録的に9月22日 6時12分
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気象庁によりますと、今月中旬の平均気温は北日本では平年を5度以上、上回ったほか、東日本でも平年を3度以上、上回り、統計を取り始めてから最も高い残暑になっています。
気温が平年より高い状態は今後も2週間程度続く見通しです。
気象庁によりますと、北日本では記録的な残暑が続いていて、先月下旬の平均気温が平年を3度5分上回ったほか、今月上旬は平年を3度3分上回り、さらに今月中旬は平年を5度5分上回りました。
また東日本でも今月中旬の平均気温は平年を3度1分上回り、いずれも統計を取り始めた昭和36年以降、最も高くなっています。
主な都市の今月中旬の平均気温は、盛岡市で平年を7度1分上回ったほか、青森市で6度1分、札幌市で5度8分上回り、北日本ではすべての観測地点で平年を上回りました。
このほか東京の都心では最高気温が30度以上に達する真夏日が今月3日から18日まで16日間続き、9月の真夏日としては、昭和50年以来、最も多くなるなど記録的な残暑になっています。
これについて気象庁は、太平洋高気圧の勢力が日本の東海上で非常に強い状態が続き、北日本や東日本に張り出したためと説明しています。
気象庁によりますと、太平洋高気圧の勢力はしだいに弱まる見込みですが、気温が平年よりも高い状態は今後も2週間程度続く見通しです。
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