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UDトラックス 人員削減へ
9月17日 16時42分

UDトラックス 人員削減へ
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トラックメーカーの「UDトラックス」、旧「日産ディーゼル工業」は、国内販売の減少傾向が続き今後も大きな回復が見込みにくいことから、ことし中にグループ全体で数百人の従業員の削減に踏み切ることになりました。

「UDトラックス」は、旧「日産ディーゼル工業」が、スウェーデンの「ボルボ」の傘下に入って社名を変えたトラックメーカーです。
ピーク時の平成2年には、国内で年間3万8000台を超えるトラックを販売していましたが、最近は1万台を下回り、国内市場が縮小するなかで、今後も大きな回復は見込みにくくなっています。
このため「UDトラックス」では、ことし中に国内と海外のグループ全体でおよそ9000人の従業員のうち数百人の希望退職を募り、人員削減に踏み切ることになりました。
自動車業界では、4年前のいわゆるリーマンショックの影響で急激に業績が悪化した際、期間従業員を削減する動きが相次ぎましたが、まとまった規模の人員削減は、それ以来となります。
国内市場の縮小や円高による国際競争力の低下で、自動車メーカーにとっては、国内の従業員や生産体制をどのように維持していくのかが大きな課題となっています。

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