大阪市淀川区の河川敷で今年7月、ホームレスの男性2人が住む小屋が全焼する火事があり、大阪府警は21日、同市内に住む12、13歳の中学1年の少年7人を、現住建造物等放火などの非行内容で補導したと発表した。大阪市こども相談センター(児童相談所)に通告したという。
大淀署によると、7人は同じ中学に通っており、「花火を投げ込んだ。人がびっくりして出てきたら面白いと思った」と話しているという。
少年らは7月27日午後7時ごろ、淀川の河川敷で、62歳と45歳の男性が生活する小屋に、約7メートル離れた位置から打ち上げ花火やねずみ花火などを次々と投げ込み、約20平方メートルを全焼させたとされる。男性2人は不在だったという。現場に残された袋などから、花火の購入先の量販店がわかり、少年らが特定された。