トップページ社会ニュース一覧広島女児連れ去り 大学生精神鑑定へ
ニュース詳細

広島女児連れ去り 大学生精神鑑定へ
9月21日 14時41分

広島市で小学6年生の女の子が20歳の大学生の男に旅行かばんに押し込められて連れ去られた事件で、広島地方検察庁は、これまでの男の供述に不明な点があることなどから、責任能力を確認するため、専門家による精神鑑定を行うことを決めました。

東京の成城大学の2年生、小玉智裕容疑者(20)は、今月4日の夜、広島市で、小学6年生の12歳の女の子を果物ナイフで脅して両手を粘着テープで縛ったうえ、旅行かばんに押し込みタクシーで連れ去ったとして逮捕されました。
警察のこれまでの調べで、小玉容疑者は、当初、「大学のサークル活動がうまくいかず、警察に捕まろうと思った。女の子を乱暴しようと思った」などと供述していましたが、その後の調べに対し「家族に見捨てられたかった。大きな事件を起こせば家族に見捨てられると思った」などと供述しているということです。
広島地方検察庁は、動機などの供述に不明な点が多いことや、裁判で責任能力の有無が争点になると予想されることなどから、責任能力を確認するため、専門家による精神鑑定を行うことを決めました。
精神鑑定はおよそ3か月間にわたって行われる見通しです。

[関連ニュース]
このページの先頭へ