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安曇野市の玄関口、長野道豊科インターチェンジ(IC)が10月7日に「安曇野IC」に名称変更されるのを前に、中日本高速道路会社は20日、料金所上部に設置されている看板の付け替え作業をした=写真。看板は当面、現名称の「豊科」と書かれた大きなシールで覆い、新名称は変更当日の未明にお目見えする。
看板は縦1・7メートル、横5メートルほどで重さは900キロ余。この日はクレーン車で二つの看板を地上に下ろし、名称が書かれたアクリル板の部分を交換した。
知名度があり、合併後の自治体名でもある安曇野をインター名とし、観光振興などに役立てよう―と、地域の要望で名称変更が実現。表示板書き換えなどの経費約1億9千万円と、周知のための広告費約2千万円を市が負担した。市は名称変更の経済波及効果を10億4千万円と推計しており、新名称を観光誘客などに役立てたい考えだ。インターへの案内板なども順次、付け替えられる。