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2012年9月21日23時33分

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世界的奏者のバイオリン返還へ 独空港の税関で押収

 独フランクフルト国際空港の税関で押収されていた、ベルギー在住の世界的バイオリニスト、堀米ゆず子さんの愛器「ガルネリ」が返還されることがわかった。税関から堀米さん本人に20日、連絡が入った。

 堀米さんは先月16日、東京からベルギーに帰国する際に乗り換えたフランクフルトで密輸の疑いをかけられ、楽器を押収された。時価1億円とされ、価値の19%にあたる輸入税19万ユーロ(約1900万円)の支払いを求められたが、無償で返還されることになった。

 堀米さんは、正当な購入や所有を証明する書類、自らの財産目録などを提出し、弁護士を通じて交渉を重ねていた。「状況が悪化するばかりだったので、今はホッとしたというより信じられない気持ち」と堀米さん。来週から、仙台での音楽祭や東京でのNHK交響楽団公演などに、予定通り出演する。(松井健=ベルリン、吉田純子)

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