原発事故の避難生活でうつ病になり焼身自殺、遺族が東電を提訴
<引用開始>
福島県川俣町の渡辺幹夫さん(62)の自宅は、東京電力福島第一原発事故による計画的避難区域の中にある。39年間連れ添った妻のはま子(当時58歳)さんは、一時帰宅中だった昨年7月、ここで焼身自殺した。
はま子さんはガソリンをかぶり、自ら火を放った。避難生活のストレスでうつ病を発症していたという。「原発事故がなかったら、こんなひどい目に遭わずにすんだ」と幹夫さんは言う。「これは東電の責任だ」
<引用終了>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120621-00000014-cnn-int
○○市の中村○といいます。渡辺さん同様にPTSDに伴う、うつの症状で苦しんでいます。
はま子さんのケースは、私が経験したPTSDの症状によく似ています。それは、PTSDの原因をつくった場所に戻ったことによるフラッシュバック症状です。阪神淡路大震災後に長田地区の人は、精神的ショックを受けたその地に戻ることがなかなかできなかったという事実を何かの本か、新聞記事で読んだことがあります。
私の体験は以下の通りです。
昨年の7月20日に多摩済生病院の精神科で「傷病」と診察され、東村山市の勧めで東村山ソーシャルホーム(生活困窮者向け宿泊所)に入りました。
ホームページでの施設の紹介
アルコール、ギャンブル、薬物に関連する依存症でお悩みのご本人、ご家族の方がたの相談を無料で受け付けております。
「仲間と共に歩む会」は、日本で初めてアルコール依存症者のための共同作業所「仲間の家」を東村山市に開設し、 以来アルコール依存症で苦しい思いをする本人・ご家族と、活動を通じて助け合っていこうと活動を続けています。
<引用終了>
NPO法人 仲間と共に歩む会
http://www10.ocn.ne.jp/~ayumukai/
5人部屋ですが、ただの貧困者や、アルコール+精神障害の人たちと、私のような精神障害者だけの人間が混在しているにもかかわらず、「部屋長」という見張り役が、全ての人がアルコールで問題を抱えているかのごとく、利用者の生活態度をチェックしています。
私は、「ゴミ箱が5センチ動いている」「トースターにパンくずが残っている」「コーヒークリームがこぼれている」などの「説教」を受けました。特にショックを受けたのは、毎日の食事です。ホームといっても3Kのマンションが十数部屋あるだけのもので、事務室がある一階の部屋で順番に食事をとるのですが、座布団もない畳の上に座らされ、ほんの数分で冷たい弁当を食べさせられるのです。私が、夕刊を見ようとすると「食事の後にしろ」とせかします。まるで家畜を扱っているかのような施設側の対応でした。
私を診察した精神科医は、私の「福島で仕事がしたい」という発言に「やめなさい、疲労によりうつがひどくなります。専門的な仕事をしながら2年位かけて治しなさい」というアドバイスをしてくださいました。
ソーシャルホームでの生活は苦痛でしたが、2週間に1度(制限はないのですが)の外泊が私の何よりの「息抜き」でした。私は、○○市に母が所有する畑に私が建てた小屋に外泊しました。そのときのことです。キャンプにきたような、あまりの解放感からか少量のアルコールで「バッドトリップ」してしまい、強い自殺願望に見舞われ、自分が怖くなり救急車を呼びました。生まれて初めて失禁も経験しました。
救急車の隊員と話して落ち着きました。その夜、自転車で東村山に戻ることにしました。ここからが核心です。東村山に近づくにつれ鼓動が激しくなり、ホームまで数百メートルのところで苦しくなり、東村山警察署から救急車を呼んでもらいました。酸素吸入が行われ、市内の久米川病院に着く頃には隊員の方から「顔色がよくなってきましたね」と言われるほどに落ち着いてきたため、病院からは精神安定剤を処方してもらうだけで済みました。
ドクターが言った通りになりました。精神的疲労は知らず知らずのうちに私を重病にしていたのです。私はクリスチャンですが、ドクターは「これまでフラッシュバックがでなかったのは信仰のため」と明言されていました。
はま子さんも、おそらく同じだったのでしょう。家に帰ったことでフラッシュバックが起こり、苦しくなり、その苦しさから逃れるために衝動的に自殺を選んでしまったのだと推察します。
自分と同じようなトラブルを経験したことがない人から助言を受けてはならない。Never take the advice of someone who has not had your kind of trouble. Sidney J. Harris
PTSDの苦しみは、まさに筆舌に尽くし難い苦しみです。はま子さんが自殺に至った原因をつくったとされる「東京電力単独悪者説」に関しては、私は違った見方をしていますが、はま子さんのケースはまさにアフターケアができていない東京電力の経営姿勢が問題であり、当然損害賠償の対象になると考えます。
はま子さんの死を無駄にしてはなりません。なぜならば、避難している人が戻ったときに、はま子さん同様のフラッシュバックに襲われる人が出てしまうかもしれないからです。今、精神を病んでいる人に警鐘を鳴らしておかなくてはならないからです。
この証言を私は聖書に手を置いて行う用意がありますので、必要でしたらお申し出ください。
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