ファンタ塾長のブログ 震災 仙台でがんばっております。
【勉強は教えない 勉強のやり方を教える】 【授業はしない 特訓しているんです!】
| ホーム |
2011-10-26-Wed |
NEW EDITION UNICORN ENGLISH READING LESSON9 WEST WITH THE NIGHT : FLYING THE ATLANTIC
①
「なぜ危険をおかすのか?」私は時々尋ねられた。
そして私は、「船員はその天性にしたがって航行しなければならず、パイロットも(天性にしたがって)飛行をしなければならないからだ。」と答える。私は今まで40万キロを飛行してきた;そして私が飛行機を所有し、空が存在する限り、私はさらに何キロも飛行を続けるだろう。私は友人の一人のカベリーがこう言ったことをよく覚えている。「たくさんのパイロットたちが北大西洋を横切り、西洋から東洋へと飛行してきた。唯一ジム・モリソン一人だけがアイルランドからという逆方向の道を取ったんだ。イングランドからは誰もこのようなことをしたことはない。ベリル、もしあなたがそれを挑戦したいのなら私はあなたを支持するよ。やってみるか?」
「ええ。」私はそのように言ったことを他のことよりもよく覚えている。何ヵ月後、私の以前の飛行訓練教師のトムが言った。「ベルリ、君がそれをやろうとしているのは嬉しいよ。それは単純なことじゃないだろう。飛行機は燃料で重くなるだろうしな。もし君がまず離陸することができるなら、君は特に夜だが、一日中その飛行機に一人ぼっちでいることになるだろうな。東洋から西洋へ飛行をするとき、風は君に逆らう。9月のときの天気がそうだ。もし君が少しでも自分のコースを誤ると、君はラブラドル半島あるいは海で行き止まりになるだろう。」
ジム・モリソンは私の飛行に健闘を祈りながら、私に彼の腕時計を貸してくれた。
「これは贈り物じゃないからな」彼は言った。「私はどんなことがあってもそれを手放さない。これは私を北大西洋と南部大西洋を横切ることを可能にしたものなんだ。それを無くさないようにね。それと頼むから、それを濡らさないように。塩水で故障してしまうだろうから。」
②
アビングドンの郊外に報道陣の自動車が駐車してあったが、技術者と私の2,3人の友人以外が近寄ってこなかった。午前6時50分、私の飛行機ヴェルガ・ガルはガソリンを入れすぎた状態で離陸した。1時間後、もうすでにあたりは暗くなってきた。私はアイルランドの南部上空にいる。コルクの光があったがその光は濡れた感じだ。それらはアイルランドの雨でびしょ濡れにされ、そして私は逆にそれらの上空で乾燥した状態だ。飛行機はむせびなるような音を立てる世界でうなるが、それは私に何の悲しみを与えない。私は一人になることの安全性と、脱出のスリルを感じる。
私たちはここから6000キロ離れた場所-3200キロが途切れることのない海になっているところ-に向かっている。その道の途上はほとんど夜であろう。私たちは夜とともに西へと飛行を続けている。
つまり私の下にあるのがコルクで、先にあるのが灯台だ。それはこの島の端にある最後の明かりだ。私はその点滅の速さを1分たがわず数えながら見ていた。そして、私はそれを超え、海へと飛び出した。
恐怖は今消えた。しかし克服したのでもなく、説き伏せたのでもない。それはあるものと取って代わることによって消え去ったのだ。それは自信と自分の飛行機への信頼である。私は風が吹き上げてくるのと雨が激しく降ってくるのを感じる。操縦室の燃料のにおいはかなり強く、飛行機の音もかなり大きかったので、私の感覚はほとんど麻痺していた。
③
午後10時、私はニューファンドランドに向けて、風速200キロある強風の中を1時間ほど飛んでいた。その天気のせいで、私はあと何時間飛行しなければならないのかを確信できなかったが、私は16から18時間の間に違いないと思った。11時25分、エンジンはせきこむような音を出し、止まった。そしてGullは今海上で無力となった。
私はそこに座り、海に沈むGullを制御しようとした。きっと操縦室にある燃料タンクがあっという間に終ったに違いない。私はただ燃料補給の管を他のタンクに入れ換える必要があるだけだ。
④
頑張って!!- 関連記事
- 高校英語教科書全文和訳 MAINSTREAM English Course I 2nd edition―Lesson 7 良いところは全部
- 高校英語教科書全訳 PROMINENCE Lesson 6 No Pet Raccoons, Please! アライグマをペットにしないで、お願い!
- 高校英語教科書全文和訳 VIVIDⅠ Reading 1 The Girl with the White Flag
- 高校英語教科書全訳 NEW EDITION UNICORN ENGLISH READING LESSON9 WEST WITH THE NIGHT : FLYING THE ATLANTIC
- 高校英語教科書全文和訳 MAINSTREAM English Course Ⅰ 2nd edition Optional Reading 1 The Ghost in the Trilby Mansion
- 高校英語教科書全訳 MAINSTREAM English Course I 2nd edition Lesson 10 貧者の中の貧者のために
- 【高校英語教科書全訳】あなたは勉強のやり方が間違っています
- 高校英語教科書全文和訳 MAINSTREAM English Course I 2nd edition―Lesson 6 森の守り人 チコ・メンデス伝
- 高校英語教科書全文和訳 MAINSTREAM English Course Ⅰ 2nd edition lesson4 Sadako -An International Symbol of Peace-
- 高校英語教科書全訳 NEW EDITION UNICORN ENGLISH READING LESSON 10①②③④⑤
▽全国からの相談メールが急増しております!【無料の】ファンタ塾長のメール相談がやってきた!!□ペンネームでかまいませんので真剣に悩んでいる方は【無料の】受験相談シート(メールフォーム)で相談してください。
【無料の】相談メール(勉強のやりかた)はこちら を見る。
※相談内容によっては返信できない場合もありますのでご了承ください。※
▽通塾をご検討の方は こちらからお申し込みください を見る。 ←ご返事いたします。
▽応援、ミニ質問もすべて非公開コメントです。私だけが読みますので安心してお寄せください。□投稿の仕方は名前欄はペンネーム、文欄にコメントを書き込み「送信」をクリック。その他の空欄でOKです。コメントはほんとに励みになりますのでよろしくお願いします。
▽震災仙台でがんばっております!!私自身も被災者です。震災から一年がたちました。全犠牲者のご冥福と被害を受けた方々の心の復興をお祈り申し上げます。
①
「なぜ危険をおかすのか?」私は時々尋ねられた。
そして私は、「船員はその天性にしたがって航行しなければならず、パイロットも(天性にしたがって)飛行をしなければならないからだ。」と答える。私は今まで40万キロを飛行してきた;そして私が飛行機を所有し、空が存在する限り、私はさらに何キロも飛行を続けるだろう。私は友人の一人のカベリーがこう言ったことをよく覚えている。「たくさんのパイロットたちが北大西洋を横切り、西洋から東洋へと飛行してきた。唯一ジム・モリソン一人だけがアイルランドからという逆方向の道を取ったんだ。イングランドからは誰もこのようなことをしたことはない。ベリル、もしあなたがそれを挑戦したいのなら私はあなたを支持するよ。やってみるか?」
「ええ。」私はそのように言ったことを他のことよりもよく覚えている。何ヵ月後、私の以前の飛行訓練教師のトムが言った。「ベルリ、君がそれをやろうとしているのは嬉しいよ。それは単純なことじゃないだろう。飛行機は燃料で重くなるだろうしな。もし君がまず離陸することができるなら、君は特に夜だが、一日中その飛行機に一人ぼっちでいることになるだろうな。東洋から西洋へ飛行をするとき、風は君に逆らう。9月のときの天気がそうだ。もし君が少しでも自分のコースを誤ると、君はラブラドル半島あるいは海で行き止まりになるだろう。」
ジム・モリソンは私の飛行に健闘を祈りながら、私に彼の腕時計を貸してくれた。
「これは贈り物じゃないからな」彼は言った。「私はどんなことがあってもそれを手放さない。これは私を北大西洋と南部大西洋を横切ることを可能にしたものなんだ。それを無くさないようにね。それと頼むから、それを濡らさないように。塩水で故障してしまうだろうから。」
②
アビングドンの郊外に報道陣の自動車が駐車してあったが、技術者と私の2,3人の友人以外が近寄ってこなかった。午前6時50分、私の飛行機ヴェルガ・ガルはガソリンを入れすぎた状態で離陸した。1時間後、もうすでにあたりは暗くなってきた。私はアイルランドの南部上空にいる。コルクの光があったがその光は濡れた感じだ。それらはアイルランドの雨でびしょ濡れにされ、そして私は逆にそれらの上空で乾燥した状態だ。飛行機はむせびなるような音を立てる世界でうなるが、それは私に何の悲しみを与えない。私は一人になることの安全性と、脱出のスリルを感じる。
私たちはここから6000キロ離れた場所-3200キロが途切れることのない海になっているところ-に向かっている。その道の途上はほとんど夜であろう。私たちは夜とともに西へと飛行を続けている。
つまり私の下にあるのがコルクで、先にあるのが灯台だ。それはこの島の端にある最後の明かりだ。私はその点滅の速さを1分たがわず数えながら見ていた。そして、私はそれを超え、海へと飛び出した。
恐怖は今消えた。しかし克服したのでもなく、説き伏せたのでもない。それはあるものと取って代わることによって消え去ったのだ。それは自信と自分の飛行機への信頼である。私は風が吹き上げてくるのと雨が激しく降ってくるのを感じる。操縦室の燃料のにおいはかなり強く、飛行機の音もかなり大きかったので、私の感覚はほとんど麻痺していた。
③
午後10時、私はニューファンドランドに向けて、風速200キロある強風の中を1時間ほど飛んでいた。その天気のせいで、私はあと何時間飛行しなければならないのかを確信できなかったが、私は16から18時間の間に違いないと思った。11時25分、エンジンはせきこむような音を出し、止まった。そしてGullは今海上で無力となった。
私はそこに座り、海に沈むGullを制御しようとした。きっと操縦室にある燃料タンクがあっという間に終ったに違いない。私はただ燃料補給の管を他のタンクに入れ換える必要があるだけだ。
④
頑張って!!
- 関連記事
- 高校英語教科書全文和訳 MAINSTREAM English Course I 2nd edition―Lesson 7 良いところは全部
- 高校英語教科書全訳 PROMINENCE Lesson 6 No Pet Raccoons, Please! アライグマをペットにしないで、お願い!
- 高校英語教科書全文和訳 VIVIDⅠ Reading 1 The Girl with the White Flag
- 高校英語教科書全訳 NEW EDITION UNICORN ENGLISH READING LESSON9 WEST WITH THE NIGHT : FLYING THE ATLANTIC
- 高校英語教科書全文和訳 MAINSTREAM English Course Ⅰ 2nd edition Optional Reading 1 The Ghost in the Trilby Mansion
- 高校英語教科書全訳 MAINSTREAM English Course I 2nd edition Lesson 10 貧者の中の貧者のために
- 【高校英語教科書全訳】あなたは勉強のやり方が間違っています
- 高校英語教科書全文和訳 MAINSTREAM English Course I 2nd edition―Lesson 6 森の守り人 チコ・メンデス伝
- 高校英語教科書全文和訳 MAINSTREAM English Course Ⅰ 2nd edition lesson4 Sadako -An International Symbol of Peace-
- 高校英語教科書全訳 NEW EDITION UNICORN ENGLISH READING LESSON 10①②③④⑤
▽全国からの相談メールが急増しております!【無料の】ファンタ塾長のメール相談がやってきた!!□ペンネームでかまいませんので真剣に悩んでいる方は【無料の】受験相談シート(メールフォーム)で相談してください。
※相談内容によっては返信できない場合もありますのでご了承ください。※
▽通塾をご検討の方は こちらからお申し込みください を見る。 ←ご返事いたします。
▽応援、ミニ質問もすべて非公開コメントです。私だけが読みますので安心してお寄せください。□投稿の仕方は名前欄はペンネーム、文欄にコメントを書き込み「送信」をクリック。その他の空欄でOKです。コメントはほんとに励みになりますのでよろしくお願いします。
▽震災仙台でがんばっております!!私自身も被災者です。震災から一年がたちました。全犠牲者のご冥福と被害を受けた方々の心の復興をお祈り申し上げます。
| ホーム |