性犯罪:4歳女児に乱暴、懲役15年に電子足輪20年

 水原地裁麗州支院刑事部は20日、4歳の女の子に対して強制的にみだらな行為を行い、傷害を負わせた容疑で逮捕・起訴されたL被告(42)に対し、検察の求刑通り懲役15年の判決を下した。L被告は今年7月3日、麗州郡の人けのないあずまやに女の子を無理やり連れ込んで犯行に及んだ。大法院(最高裁に相当)が量刑を決める際の参考資料として取りまとめた『量刑基準』によると、懲役15年はこの種の犯罪では最高刑となる。また裁判長はこれに加えてL被告に対し「電子足輪装着20年」と「10年間の個人情報公表」も命じた。

 判決文で裁判長は、「被告が自らの過ちを認めてこれを証言し、反省している点や、初犯であることは酌量の余地がある」としながらも「被害を受けた女の子が、見知らぬ成人男性に乱暴されて受けた衝撃や恐怖、またこの事件によるショックから脳出血で倒れた被害者の父親の状態、さらに法廷で被害者の母親が見せた限りない苦悩と不安の表情など、家族の苦しみを考えると、これに相応した厳罰は避けられない」と述べた。

水原= 権祥銀(クォン・サンウン)記者
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