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RSウイルス感染症 子ども患者急増9月20日 11時48分
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せきや発熱などのかぜに似た症状で感染力が強い「RSウイルス感染症」の子どもの患者が、東京都内で急激に増えていることが分かり、東京都はうがいや手洗いなどを徹底するよう呼びかけています。
RSウイルス感染症は、発熱やせきなどかぜの症状に似ていますが、感染力が強く、乳幼児や、心臓や肺などに疾患のある子どもは重症化するおそれがあります。
感染症は例年、冬に流行していますが、ことしは先月下旬から患者が増え始め、今月16日までの1週間に都内256か所の医療機関で把握された患者の数は、1か所当たり1.4人と、調査を始めた平成15年以降で最も多くなりました。
東京都によりますと、患者の9割が2歳以下の乳幼児で、重症化して肺炎で入院するケースや、保育所などで集団で感染する例も報告されているということです。
東京都は、うがいや手洗いなどを徹底するよう呼びかけるとともに、RSウイルス感染症はせきやくしゃみで感染するため、せきなどの症状が出た場合には、マスクの着用を求めるほか、外出を控えるよう呼びかけています。
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