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大阪 iPhone5の盗難相次ぐ
9月21日 12時10分

大阪の携帯電話販売店で21日発売のアップルのスマートフォンの最新モデル「iPhone5」が盗まれる被害が相次ぎ、これまでに3つの店舗で合わせて191台が盗まれ、警察が窃盗事件として捜査しています。

21日午前3時ごろ、大阪・茨木市のauの携帯電話販売店で、21日発売の「iPhone5」33台が盗まれているのが見つかりました。また、同じ午前3時ごろには、堺市西区のauの販売店でも、最新モデル42台が盗まれているのが見つかったほか、午前4時半ごろには大阪・西区のソフトバンクの販売店で116台が盗まれました。
警察によりますと、被害に遭った店はいずれも、店の正面のシャッターがバールのようなものでこじ開けられたり窓ガラスが割られたりしていたということです。
また、茨木市と大阪・西区の店では、いずれも3人組の男が侵入し、商品を盗み出したあと車などで逃走しているのが目撃されたり店の防犯カメラの映像に写ったりしていたということです。
警察は、窃盗事件として逃げた男らの行方を捜査しています。

盗難は神戸でも

神戸市の携帯電話販売店でも「iPhone5」およそ30台が盗まれているのが見つかり、警察は窃盗事件として捜査しています。
21日午前3時ごろ、神戸市西区竜が岡にあるソフトバンクの携帯電話販売店で、21日発売の最新モデル、およそ30台が盗まれているのが見つかりました。
警察によりますと、店の警報装置が作動したため警備会社の担当者が駆けつけたところ、店内が荒らされているのが見つかったということで、店の入り口がこじ開けられていたということです。
警察は、店の周辺の防犯カメラに不審な人物が写っていないか捜査するとともに、大阪で最新モデルが相次いで盗まれた事件との関連を調べています。

盗難品のスマホは

盗難に遭ったスマートフォンなどの携帯電話は、携帯電話会社が盗難品かどうかを識別することができるため、使うことができません。
日本で販売される携帯電話には、契約の時点で「電話番号」が割り当てられるほか、端末ごとに固有の「識別番号=ID」があります。携帯電話会社は、この識別番号を基に盗難品かどうかを確認することができるため、誰かが使おうとしても利用を止めることができます。
ただ、スマートフォンには「無線LAN」が搭載され、インターネットに接続することは可能です。

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