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2012年9月20日(木) 19:14 |
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犬島貝塚で大規模な崩落
岡山県内最古といわれる約1万年前の貝塚「犬島貝塚」が、浸食などにより崩落していることが分かりました。 先週、貝塚で行われた専門家による調査で、崩落は大規模であることが明らかになりました。
犬島貝塚は、岡山市の犬島諸島の地竹ノ子島にあります。 2008年に発見され、淡水が混じった汽水域に生息するヤマトシジミが見つかるなど、瀬戸内海の歴史を知る上で大きなカギになるとされていました。 発見以来調査を続ける徳島大学の遠部慎助教によりますと、今年1月、浸食が進み大きく崩落しているのが見つかり、先週現地調査を行った結果、崩落は縦3.6メートル、横4.6メートル、奥行1メートルに 及ぶことがわかりました。 遠部助教らは、来月中旬に崩落の状況などを詳しく調べる予定で、保護方法についても検討していくということです。
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