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2012年9月20日(木) 19:14 |
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「伊能図」の迫力と精巧さを体験
江戸時代に作成された有名な「ある作品」を原寸大の大きさで復元した展覧会が、21日から岡山市で行われます。 21日、会場で巨大な「ある作品」の搬入作業が行われました。
岡山理科大学の体育館に、大きな箱が続々と運び込まれます。 21日から始まる展示に向けて、スタッフや学生ら約50人がかりで準備を進めます。 縦2メートル、横1メートル程のパネル255枚を決められた場所に、隙間がないよう丁寧に並べていきます。 指導するスタッフも慎重です。 作業開始から約1時間、少しずつ全容が明らかになってきました。 江戸時代の岡山市周辺です。 町の名前まで細かく記されています。 完成したのは測量家・伊能忠敬が作成した「伊能図」。 日本で初めての日本地図です。 足掛け17年をかけたという努力の結晶、「伊能図」の迫力と精巧さを体験できる展示会は21日から今月23日までの3日間、岡山理科大学で行われます。
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