9月
20日
2012

海外企業も関心 沖縄アンテナショップ

Category: 社会・経済



石垣市で初の商談会

 2012年度沖縄アンテナショップ第1回石垣商談会(県産業振興公社、沖縄海邦銀行共催)が19日、石垣市IT事業支援センターで開かれ、上海、香港、台湾から4社、地元から15社が参加し、情報交換や契約交渉などを行った。

 同公社では、2010年度から県が実施している沖縄国際航空物流ハブ活用推進事業の一環として、上海・香港・台湾に開設した沖縄アンテナショップを活用した県産品の販路拡大を目的に商談会を開催しており、石垣市では今回が初めて。
 同公社経営支援部海外・ビジネス支援課の安慶名貢課長は「八重山には、数多くの特産品があり、優秀な企業もある。来年3月には新石垣空港も開港し、海外への販路も期待される」と話した。
 商談会には石垣牛や泡盛、かまぼこ、黒真珠、石垣の塩などの企業が参加。
 アジアを中心にレストラン・卸しチェーンを展開しているENグループ(香港)のバイヤー、又吉真由美さんは「ENグループでは10年ほど前から沖縄食材を提供しており、石垣牛やモズクにも注目している」と商談会に手応えを感じていた。
 市内新川で鶏肉の生産販売を行っている(株)うるずんファームの新城師忠営業部長は「風化サンゴでろ過させた水やEM菌(有用微生物)、自家製果実などをエサに使うことで、うま味が増す石垣黒鶏への関心が高く、すでに見積もりの依頼もあった。あとは鮮度を落とさずに出荷するのが課題だ」と話した。

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