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iPhone 5 で“デビュー”する人は13.7%、キャリア選びは? -- Qzoo 調べ
本日2012年9月21日、ついに待望の「iPhone 5」の発売が開始される。機種変更する人、2台持ちする人、そして新規に購入する人。多くの人が Apple ストアや au、ソフトバンクモバイルそれぞれのショップの前で、"その時"を待っているはずだ。
多くのモバイルユーザーの中には iPhone 5 で初めて iPhone ユーザーになるという人も少なくはないはずだ。そのような人は、au とソフトバンクのメリットをどのように評価し、そしてどちらのキャリアを選ぶ意向なのだろうか。
アンケートサイト「Qzoo」は、同サイトの会員800名を対象に、「"はじめて"の iPhone 購入意向調査」を2012年9月19日に行い、その結果を公開した。調査対象者は15歳以上の男女で、フィーチャーフォンまたは iPhone 以外のスマートフォンを利用しているユーザー。調査方法はインターネットリサーチによる。
調査結果によると、iPhone 5 の発売を受けて、はじめて iPhone の購入を検討している人(「必ず購入」「たぶん購入」の合計)は13.7%という結果になった。また、購入意向者に聞いた「どちらのキャリアで購入したいか」という質問に対しては、au が54.1%、ソフトバンクが44.0%という結果になり、両社の差はごく僅かでシェアは拮抗しているが、iPhone 5 で"デビュー"を予定しているユーザーは au を選択する人は多いことがわかった。
また、キャリアを変更して iPhone 5 の購入を検討している人に聞いた理由については、au を選んだ人からは、「電波状況が良いから」(55.0%)、「LTE が使えるから」(45.0%)、「月額料金が安いから」(35.0%)という回答が上位に。一方、ソフトバンクを選んだ人の理由からも、「電波状況が良いから」(40.7%)、「月額料金が安いから」(37.0%)、「独自の割引キャンペーンがあるから」(37.0%)が上位に挙がり、こちらでも両社の差異はほぼないと思われる。
調査結果を踏まえると、au とソフトバンクの差はほとんどなく、両社の勢いは拮抗していると捉えることができる。同じ端末を2社が同時に発売するという状況で、両社はそれぞれ料金プランや通信サービスに独自性を持たせることで優位性をアピールしており、そのせめぎ合いが調査結果にも表れた形だ。
両社のユーザー獲得戦略の特徴を見てみると、au は他社からのユーザーの乗換えを意識した施策を、ソフトバンクは既存の契約者のための下取りキャンペーンなど機種変更ニーズを意識した施策をそれぞれ打ち出している。9月19日にソフトバンクが発表した下取りキャンペーンの拡充などの追加施策も、iPhone の購入を検討している人に大きなインパクトを与えた。ただ、調査結果から判断すると、今回の調査対象者のように「初めて iPhone を買う」というユーザーにとってこの発表が同じようなインパクトをもたらしたとは言い切れないだろう。
現時点で、新規購入や MNP による購入に対する au とソフトバンクの料金面での差はなく、今後どのような形で両社が新たな動きを見せるのかが注目される。また、予約開始直後から大きな注目を浴びている「テザリング」について、本日から提供開始する au と、来年1月の対応開始まで4か月のブランクがあるソフトバンクで、契約数の動きに違いが生まれるのか。また、料金をお得にする固定通信回線とのセット割引として両社がアピールしている au の「au スマートバリュー」とソフトバンクの「スマホ BB 割」で、指定通信会社の数の差やそれに伴う対象世帯数の差が、それぞれの契約数の伸びにどのように影響するかも注目だ。
ちなみに、調査に戻ると「今後 iPhone に期待する機能」として1位には「バッテリー容量の拡大」(36.6%)が挙がった。Apple は iPhone 5 でもバッテリー容量については非公開としているが、低消費電力の性能は向上しているという。そこで、機能面だけでなくバッテリーの実際の"持ち"という面で au とソフトバンクに何かしらの差が生まれるのかについても、今後注目していきたい。
多くのモバイルユーザーの中には iPhone 5 で初めて iPhone ユーザーになるという人も少なくはないはずだ。そのような人は、au とソフトバンクのメリットをどのように評価し、そしてどちらのキャリアを選ぶ意向なのだろうか。
アンケートサイト「Qzoo」は、同サイトの会員800名を対象に、「"はじめて"の iPhone 購入意向調査」を2012年9月19日に行い、その結果を公開した。調査対象者は15歳以上の男女で、フィーチャーフォンまたは iPhone 以外のスマートフォンを利用しているユーザー。調査方法はインターネットリサーチによる。
調査結果によると、iPhone 5 の発売を受けて、はじめて iPhone の購入を検討している人(「必ず購入」「たぶん購入」の合計)は13.7%という結果になった。また、購入意向者に聞いた「どちらのキャリアで購入したいか」という質問に対しては、au が54.1%、ソフトバンクが44.0%という結果になり、両社の差はごく僅かでシェアは拮抗しているが、iPhone 5 で"デビュー"を予定しているユーザーは au を選択する人は多いことがわかった。
はじめての iPhone、どちらのキャリアで購入する? |
また、キャリアを変更して iPhone 5 の購入を検討している人に聞いた理由については、au を選んだ人からは、「電波状況が良いから」(55.0%)、「LTE が使えるから」(45.0%)、「月額料金が安いから」(35.0%)という回答が上位に。一方、ソフトバンクを選んだ人の理由からも、「電波状況が良いから」(40.7%)、「月額料金が安いから」(37.0%)、「独自の割引キャンペーンがあるから」(37.0%)が上位に挙がり、こちらでも両社の差異はほぼないと思われる。
調査結果を踏まえると、au とソフトバンクの差はほとんどなく、両社の勢いは拮抗していると捉えることができる。同じ端末を2社が同時に発売するという状況で、両社はそれぞれ料金プランや通信サービスに独自性を持たせることで優位性をアピールしており、そのせめぎ合いが調査結果にも表れた形だ。
両社のユーザー獲得戦略の特徴を見てみると、au は他社からのユーザーの乗換えを意識した施策を、ソフトバンクは既存の契約者のための下取りキャンペーンなど機種変更ニーズを意識した施策をそれぞれ打ち出している。9月19日にソフトバンクが発表した下取りキャンペーンの拡充などの追加施策も、iPhone の購入を検討している人に大きなインパクトを与えた。ただ、調査結果から判断すると、今回の調査対象者のように「初めて iPhone を買う」というユーザーにとってこの発表が同じようなインパクトをもたらしたとは言い切れないだろう。
現時点で、新規購入や MNP による購入に対する au とソフトバンクの料金面での差はなく、今後どのような形で両社が新たな動きを見せるのかが注目される。また、予約開始直後から大きな注目を浴びている「テザリング」について、本日から提供開始する au と、来年1月の対応開始まで4か月のブランクがあるソフトバンクで、契約数の動きに違いが生まれるのか。また、料金をお得にする固定通信回線とのセット割引として両社がアピールしている au の「au スマートバリュー」とソフトバンクの「スマホ BB 割」で、指定通信会社の数の差やそれに伴う対象世帯数の差が、それぞれの契約数の伸びにどのように影響するかも注目だ。
ちなみに、調査に戻ると「今後 iPhone に期待する機能」として1位には「バッテリー容量の拡大」(36.6%)が挙がった。Apple は iPhone 5 でもバッテリー容量については非公開としているが、低消費電力の性能は向上しているという。そこで、機能面だけでなくバッテリーの実際の"持ち"という面で au とソフトバンクに何かしらの差が生まれるのかについても、今後注目していきたい。
今後の iPhone に期待する機能は? |
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