６警官を書類送検　京都、捜査書類を捏造容疑

　京都府警舞鶴署の巡査部長（６０）らが捜査書類を捏造したとされる問題で、京都府警は２０日、３件の窃盗事件で虚偽の捜査書類を作成したなどとして、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで巡査部長ら警察官６人を書類送検した。

　送検容疑は、２０１０年１０月から１２年２月、二つの傘の窃盗事件で、被害者が特定できなかったため事実と異なる被害者を被害届に記入したほか、自転車の占有離脱物横領事件を窃盗事件にするため、白紙の被害届に被害者から署名、押印をもらい、うその被害内容を記入するなどした疑い。

　巡査部長は「実績を挙げたかった」と容疑を認めている。