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尖閣周辺に中国公船14隻 漁船団は確認できず

2012年9月19日13時28分

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写真拡大尖閣諸島・魚釣島の南西40キロの接続水域で、中国の海洋監視船(奥の2隻)を警戒する海上保安庁の巡視船=19日午前11時24分、本社機から、河合博司撮影

写真拡大尖閣諸島の(手前から)南小島、北小島、魚釣島=19日午前8時19分、本社機から、河合博司撮影

 沖縄県・尖閣諸島周辺で、計14隻の中国公船が航行していることを海上保安庁が19日午前に確認した。18日夜までに確認された12隻に、新たに2隻の漁業監視船が加わった。海保は多数の巡視船を現場に派遣して警戒している。

 海保によると、19日正午現在、漁業監視船4隻と海洋監視船1隻が領海外側の接続水域を航行中。残る海洋監視船9隻はその周辺の海域にとどまっている。

 新たに加わった漁業監視船のうち1隻については同日午前7時54分ごろ、尖閣諸島の久場島の北北西約34キロの接続水域で海保が確認。海保が領海に入らないよう呼びかけても、応答はなかったという。

 中国で「1千隻が尖閣諸島に向かう」と報じられた中国漁船団は19日朝の時点では確認されていない。海保は全国から約50隻の巡視船を集めるなどして、引き続き警戒している。

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