NHK宮城県のニュース 仙台放送局
送検の看護師ら３人を不起訴
去年７月、栗原市にある宮城県立循環器・呼吸器病センターで心肺維持装置が停止して患者が死亡した事故で、業務上過失致死などの疑いで書類送検されていた看護師ら３人について、仙台地方検察庁は２０日までにいずれも不起訴としました。
去年７月、栗原市にある宮城県立循環器・呼吸器病センターで、入院していた栗原市の当時８２歳の男性患者の心肺維持装置が停止して患者が死亡しました。
警察は、▼心肺維持装置の電源プラグが外れているのを確認せずに放置したとして４３歳の看護師を、また、▼装置を再起動させる方法について職員に研修を行っていなかったとして４９歳の臨床工学技士をそれぞれ業務上過失致死の疑いで書類送検するとともに、▼装置の停止によって患者が死亡したのに、２４時間以内に警察に届け出なかったとして、主治医の３４歳の医師を医師法違反の疑いで書類送検しました。
これについて、仙台地方検察庁は、２０日までに３人をいずれも不起訴にしました。
なぜ不起訴にしたのか仙台地方検察庁は、その理由を一切、明らかにしていません。
09月20日 12時21分
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