鶏芸(とりげい)
*一重ヶ根温泉(ひとえがねおんせん)に伝わるこの「鶏芸」は、古来より姿をそのままに伝え独特の衣装と舞いを持っており、その勇躍するさまは鎌倉期の姿を偲ばせるものがある。
古来、平家の落人がこの地に住み、代々小孫に伝えたものと言われています。
頭にかぶっている冠を「シャガマ」と言って、シャモの雄鶏の尾羽でできています。(雄一羽でわずか数本しかとれない貴重な羽です)
着ている衣装は「かたびら」と言って、龍と鳳凰を染め抜いた大変派手な着物です。
この衣装やシャガマ・鉦は各家にあり、代々小孫と受け継がれてきている。
鉦大将(かねだいしょう)の指揮によって、20名程が輪になって笛や太鼓に合わせて鉦を打ちながら舞うもので、その姿は雄鶏(鉦大将)が雌鶏や雛鶏を連れ歩く、また餌を啄むような姿からきたものと言われております。
昭和33年に岐阜県の重要無形文化財に指定され、地区としても鶏芸保存会を結成して郷土芸能としての保存につとめています。
この「鶏芸」春は5月10日村上神社・秋は9月30日神明神社にて奉納されます。
その他、夏の「いで湯まつり」や県の行事・催し物などでも見ることができます。
*一重ヶ根温泉(ひとえがねおんせん)とは、新平湯温泉の従来の地名であり、ここ25年くらい前から新平湯温泉と呼ぶようになった、正式地名は今でも一重ヶ根(ひとえがね)である。
(大軍鶏) (シャガマ)
帷子(かたびら) 龍と鳳凰を染め抜いた大変派手な衣装です。
*シャガマに使用している雄鶏の尾羽が、最近ではなかなか入手できません。「〜に売っている」とか「〜に売っていた」「注文販売しているお店を知っている」等ご存知の方がみえましたら、是非情報をお寄せ下さい。
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