経済「バイオハザード」「モンハン」…東京ゲームショウの主役に名乗り出たカプコンの戦略は?+(1/2ページ)(2012.9.20 15:42

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「バイオハザード」「モンハン」…東京ゲームショウの主役に名乗り出たカプコンの戦略は?

2012.9.20 15:42 (1/2ページ)ゲーム
「東京ゲームショウ 2012」が開催され、最大規模の出展のカプコンでは新作の「バイオハザード6」と連動して映画を紹介するブースも=20日午前、千葉市・幕張メッセ(大西正純撮影)

「東京ゲームショウ 2012」が開催され、最大規模の出展のカプコンでは新作の「バイオハザード6」と連動して映画を紹介するブースも=20日午前、千葉市・幕張メッセ(大西正純撮影)

 ゲームの最新事情を紹介する展示会「東京ゲームショウ2012」(コンピュータエンターテインメント協会主催)が20日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕し、国内外の約200社が出展した。今年はグリーや、ソニー・コンピュータエンタテインメントを抑え、来年30周年を迎えるゲーム機ソフトなどの開発・販売メーカー「カプコン」(大阪市中央区)が最大のブースを構え、各社をリードした。

 スマートフォン(高機能携帯電話)向けのソーシャルゲームが世界的に浸透し業界地図が塗り替えられる中、「ソーシャルゲーム旋風に巻き込まれず、ゲーム機市場を守るための意地を感じる」と同日、カプコンブースを訪れた業界関係者は話した。

 過去最大の約1400平方メートルのブースを展開するカプコンは、同社の主力製品「バイオハザード」や「モンスターハンター」シリーズのゲーム機向けの最新ソフトを展示。今月から公開されたハリウッド映画「バイオハザードV リトリビューション」の世界観を再現した特設ブースも設置し会場を盛り上げた。

 同社によると、バイオハザードシリーズの世界売り上げが、発売開始から今年6月までで累計5千万本を達成。同社はインドネシアでモバイルゲーム事業を展開するなどソーシャル分野の幅も広げているが「ゲーム機向けのバイオハザードは、今や売り上げの柱となる“救世主”であり企業生命。徹底的に伸ばさなければならない」(同社)と強調する。

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「東京ゲームショウ 2012」が開催され、最大規模の出展をしたカプコンのブースには長蛇の列ができた。「モンスターハンター4」を手にする来場者=20日午前、千葉市・幕張メッセ(大西正純撮影)
「東京ゲームショウ2012」が開催され、最大規模の出展をしたカプコンのブースには長蛇の列ができた=20日午前、千葉市・幕張メッセ(大西正純撮影)■■キャプション■■「東京ゲームショウ 2012」が開催され、最大規模の出展をしたカプコンのブースには長蛇の列ができた=20日午前、千葉市・幕張メッセ(大西正純撮影)

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