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厚木の殺人・強姦致死事件:被告に無期判決「刑事責任、非常に重い」/横浜地裁

2012年7月21日

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 厚木市の路上で2002年6月、飲食店従業員の女性=当時(48)=が殺害された事件で、殺人と強姦(ごうかん)致死罪に問われた電気設備業山本孝幸被告(33)=小田原市=の裁判員裁判の判決公判が20日、横浜地裁(毛利晴光裁判長)で開かれた。毛利裁判長は「刑事責任は非常に重い」として、無罪を主張していた被告に対し、求刑通り無期懲役を言い渡した。

 毛利裁判長は、被害者の靴下に付着していた遺留物と、被告のDNA型が一致したとする二つの鑑定結果から「すべて一致する人物は4兆7千億人に1人という頻度を考えると、被告が犯人であると認められる」と認定。「被告は犯人ではなく、無罪」とする弁護側の主張を退けた。

 その上で「卑劣な犯行であることは言うまでもなく、被害者の人格を冒とくするのも甚だしい」と非難した。

 判決によると、被告は02年6月25日、厚木市の路上で、帰宅途中の女性を死なせることになってもかまわないとの意思を持ち、女性の顔面を殴ったり、首を手で締め付けたりした上で暴行し、殺害した。

 判決後、被告の代理人弁護士は「被告と話し合い、後日、控訴することにした」と話した。


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