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“電車で痴漢”男性に無罪判決9月20日 15時54分
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ことし1月、電車の中で痴漢をしたとして起訴された20代の男性に対して、東京地方裁判所は「被害者が男性を犯人と間違えた可能性がある」と指摘して、無罪を言い渡しました。
この裁判は、ことし1月、電車の中で16歳の女子高校生に痴漢行為をしたとして、都内の20代の男性が東京都迷惑防止条例違反の罪で起訴されたもので、男性は「全く身に覚えがない」と無罪を主張していました。
20日の判決で、東京地方裁判所の井下田英樹裁判官は「女子高生が痴漢の被害に遭ったことは確かだが、捜査段階の鑑定結果では、起訴された男性の手に付着していた繊維が被害者の下着などと全く同じとは言えない。当時、車内は非常に混雑していて、被害者が男性を犯人と間違えた可能性がある」と指摘して、男性に無罪を言い渡しました。
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