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KDDIが反論「LTE基地局数は都内なら勝てる」--LTE戦国時代に突入
「想定内すぎた」──9月19日に行われたソフトバンクモバイルの会見後、そう余裕を見せたのはKDDIだ。対抗措置を考えていたが、それを出さずに済んだとも言う。
LTE基地局、「都内だけでみればうちのほうが多い」
ソフトバンクモバイルは、2013年1月から「iPhone 5」でLTEにおけるテザリングに対応すると発表。さらにiPhone向けの新たな下取りプログラムなど5つの施策を明らかにした。
KDDIはソフトバンクに先駆けて、9月14日にテザリングの対応とLTEサービスを発表した。さらに、20万のアクセスポイントを持つ公衆無線LANスポット「au wi-Fi SPOT」で、より高速に通信ができる5GHzのWi-Fiに対応していることなどをアピールし、KDDIが強みとする“つながりやすさ”と高速ネットワークを全面に押し出した。
それに対し、ソフトバンク代表の孫正義氏は、iPhone 5が対応するLTEの周波数である2GHzだけを切り出せばソフトバンクモバイルは91%の実人口カバー率であり、「LTE基地局の免許認可数は、(2012年8月18日時点で)KDDIの4516に対し1万673。iPhone 5におけるエリアの広さや大きさ、電波の届く範囲は倍以上先行している」と反撃した。
この点についてKDDIは、「免許の申請を出しているところを見ると地方が多く、地方で数を稼いでいる。でも、LTEが必要なのは都市部の人。都内だけでみればうちのほうが多い。山の手線エリアはカバーしており、使う人がいるところを中心に入れている」と9月18日に検証したばかりという自社の測定例を挙げる。仮に、LTEでなく3Gに接続したとしても、3Gは下り最大9.2Mbpsの「EVDO MC-RevA」に対応しているため、体感速度もストレスを感じないはずだと語る。
さらに、LTEだけでなく、そもそものプラチナバンドの対応エリア状況(KDDIは実人口率99.4%)や高速Wi-Fi通信ができる5MHz帯のスポットの数を見てもKDDIが有利であり、全体的なつながりやすさや快適さはKDDIに大きくアドバンテージがあるとした。
なお、対応エリアについて、ソフトバンクモバイルではウェブサイトで対応状況を公表しているが、これ以上の詳細エリア情報はない。都内におけるLTE対応状況についてはソフトバンクモバイルに確認中で、コメントが得られ次第追ってお伝えしたい。
iPhone 5では緊急地震速報オンでも待機電力を消費せず
また、今回「eCSFB」技術を導入することで、待受時の消費電力の削減に成功。加えて、音声通話においても発信から着信までの時間が約4秒と、一般的なLTEと比べて約半分になった。そのため、緊急地震速報や緊急速報メール(災害、避難情報、津波警報)なども待機電力を消費せず、受信の時間も短縮できるという。
そういったことからiPhone 5では、KDDI版のみ、緊急地震速報(「設定」-「通知」の一番下にオン/オフの機能がある)の設定部分に、従来まであった「設定をオンにするとバッテリーのもち時間が短くなる場合があります」という注釈が消えているとした。
アップルの世界観「今は全部整えた」
孫氏はiPhone 5について「圧倒的な史上最大の予約」と語ったが、KDDIでも「これまでにない予約数」だとしており、日本国内でもiPhoneの人気ぶりがうかがえる。KDDIは、アップルに固定のファンが多いことから、「アップルの世界観をどちらが忠実に再現するか」がポイントだと分析する。
「iPhone 4S」では、KDDI版のリリース当初、FaceTimeやiMessageをサポートできなかった(現在では対応済み)ことを振り返り、「それは痛かったが、今は提唱する世界観を全部整えた」と自信を見せる。一方で、KDDI版はデータ通信と通話の同時利用に対応しないことから、データ通信中に着信しても通話ができないと思われているともこぼす。「そういった誤解を解きたい」と当初のイメージに苦労しているとも明かした。
なお、KDDI版ではデータ通信中に着信した場合、データ通信は一時中断するが、通話終了後に自動的にLTEのデータ通信が再開するという。一方でソフトバンクのLTEでは、通話終了後にはLTE回線から3Gに落ちるとし、KDDIの優位性をアピールした。
iPhone 5は、いよいよ明日9月21日午前8時に一斉発売となる。日本時間の9月13日に行われたアップルの発表から一週間。ギリギリまで両社で続いてきた料金や特別プラン、テザリングなどの情報合戦はひとまず終了といったところか。対応エリアの実状況や使い勝手は、明日以降、多くのユーザーによってつまびらかになっていくはずだ。
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