酒気帯び運転:消防団員を逮捕 福岡県警
毎日新聞 2012年09月16日 19時59分
福岡県警うきは署は16日、同県うきは市浮羽町朝田、同市消防団員で会社員の矢冨博芸容疑者(34)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。
逮捕容疑は同日午前2時ごろ、同市内の国道で酒気を帯びた状態で原付きバイクを運転したとしている。容疑を認めているという。
同署によると、消防団の活動服を着た矢冨容疑者がヘルメットを付けず原付きバイクを運転しているのを、警ら中のパトカーが発見。呼気1リットル中から0.55ミリグラムのアルコール分を検出した。
同市によると、矢冨容疑者が所属する消防団の分団で15日夜、消防車両の点検があり、その後、十数人が分団の詰め所で飲み会を開いた。矢冨容疑者を含む数人が翌16日午前1時半ごろまで残っていたという。
また同県警朝倉署は同日午後5時15分ごろ、朝倉市小田の無職、大久保和男容疑者(64)を酒気帯び運転容疑で逮捕した。容疑は同日午後4時45分ごろ、酒気を帯びて同市一木の市道で原付きバイクを運転したとしている。「午前11時〜午後1時半まで公民館でビール2本とコップ半分の日本酒を飲んだ」と容疑を認めているという。【土田暁彦、野呂賢治】