酒気帯び運転:容疑で広島市立中校長を逮捕−−安佐北署 /広島
毎日新聞 2012年09月15日 地方版
酒を飲んで車を運転したとして、安佐北署は13日、安佐北区深川6、広島市立口田中学校長、落海新司容疑者(54)を道交法違反(酒気帯び運転)の容疑で現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、13日午後9時半ごろ、同区深川7の県道を酒を飲んで乗用車を運転したとされる。同区深川6のコンビニエンスストアと飲食店の駐車場で、落海容疑者の車がトラックと接触事故を起こして逃げたのを居合わせた男性(42)が目撃し110番。軽乗用車で約150メートル追跡した先の駐車場で、駆けつけた署員が飲酒検知したところ、基準(呼気1リットル中0・15ミリグラム以上)を超えるアルコールが検出された。
同署によると、「別のコンビニで焼酎を買い、ペットボトルに移し替えて車内で飲んだ」と認めているという。追跡した男性の車にも接触し、男性は軽いけが。自動車運転過失傷害容疑でも捜査している。落海容疑者は逮捕直後は「自宅で焼酎を3杯飲んだ」と述べたが、その後は「ペットボトルに焼酎を入れて車内に積んでいた」などと供述が変遷しているという。