県警:飲酒事故職員を免職 警視は本部長訓戒に /広島
毎日新聞 2012年09月14日 地方版
県警は13日、飲酒運転で事故を起こして逃げた尾道署会計課の男性職員(21)を懲戒免職とし、酒を飲んで自転車を運転して事故を起こした元監察官室次席の男性警視(50)を本部長訓戒にした。
県警監察官室によると、尾道署職員は8月17日夜、尾道市内で上司の男性課長(46)と飲酒。ビール中ジョッキ2杯と日本酒5合を飲み、帰宅途中の18日午前0時過ぎに大型トラックと接触事故を起こしたが逃走し、19日夕方に上司に申し出た。職員は「飲酒運転が発覚すれば、くびになる」と話したという。県警はこの日、道交法違反(酒酔い運転、安全運転義務違反など)容疑で、この職員を広島地検福山支部に書類送検した。上司の課長は所属長訓戒とした。
また、警視は8月1日夜、東広島市内で酒を飲んで自転車を運転。歩いていた50代女性に追突、腰の打撲などのけがを負わせた。帰宅中に同僚2人と広島市内でビール中ジョッキ2杯や焼酎水割り3〜4杯を飲んだが、「酔った感じもなく、自転車運転に影響はないと思った」と話したという。警視は事故後、別の部署に異動した。